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スリーパー

スリーパー

英名 Hypno  学名 Homo dormires
標準体高 1.6m  標準重量 75.6kg  特性:不眠/予知夢
進化過程:スリープ→ スリーパー
主な生息地:木の実の森 など

「さいみんポケモン」に分類される、二足歩行哺乳類型ポケモンである。
「眠りを誘う者」を意味する学名の通り、催眠術を得意とし、奇妙な外見と振り子によって脳の発達した高等生物のほとんどを催眠する事が出来る。
この能力及びそれによる事件に関しては後に詳しく説明する。

進化前のスリープ期は草食性であるが、進化すると雑食性になる。
主として木の実等を食するが、時には小型ポケモンの(新鮮な)死骸を食料とする。
「(新鮮な)死骸」としたのは、スリーパーには食事のために狩りをするという概念がなく、殆どが自然死の死骸または他のポケモンによって捕食された残りの部分であるからだ。

スリーパーの特徴はその手に持った振り子である。
この振り子は生息地によって材質が異なるものの、大抵は植物の茎や昆虫ポケモンの糸に、金属または小石を削り、磨き上げたものを結びつけて作る。
人里の近くに住む個体の中には、硬貨に糸を結んだ物を使う傾向が強い。
人間が振り子を用いる時は、大抵、一点に視線を集中させるために使うが、この振り子は、スリーパーのサイコエネルギーを増幅させる小道具として用いられる。
1998年、ある研究機関が行なった実験によると、円形に並ばせた4頭のスリーパーに催眠術を指令し、中央の振り子に向かって放射させると、振り子の運動によって、催眠術のエネルギーが他の個体に通常以上の影響を与えた事が判明した。
この実験により、スリーパーの催眠方法は、人間が行なう振り子による催眠とは異なるメカニズムを持っている事が証明され、大きな話題を呼んだ。

催眠能力を持つため、古来より占術師・祈祷師・医師の間で重宝されてきたポケモンであるが、その高すぎる能力が誤った使い方をされる事はしばしばある。
正確に言えば犯罪の道具としての被害者ではあるが、加害者側に回る事が大半を占める。
報告によると、国内の性犯罪における被疑者がスリーパーを所有する割合は47%であり、その内実際に催眠をかけたことを自供または事実が判明した割合は43%とある。
また、1997年にはカントーのとある街で児童の集団誘拐事件が、
(この一件はある過激宗教団体が絡んでいるとの噂があるが真相は不明)
2004年にはカントー・ナナシマ地方のある島で、スリーパーによる女児拉致事件が発生したのはまだ記憶に新しいのではなかろうか。
このため、社会的なイメージは非常に悪く、とあるインターネット巨大掲示板上では先の誘拐事件を揶揄して「ロリーパー」等と騒がれる事もあった。
また、事件の影響からか、最近では医療機関でも催眠治療にはフーディンやサーナイト等のほかのエスパータイプを使うところが多い。

現在では各自治体が「防犯」をお題目にスリープの発生増加を抑えるなどの行動をとっているが、これもまた各方面からの賛否両論を受けている。

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最終更新:2007年04月20日 09:46