ラティアス
英名 Latias 学名 pterosaur's daughter
推定体高 1.4m 推定重量 40.0kg 特性:浮遊
主な生息地:ホウエン地方
ラティオス
英名 Latios 学名 pterosaur's son
推定体高 2.0m 推定重量 60.0kg 特性:浮遊
主な生息地:ホウエン地方
どちらも「むげんポケモン」に分類される、爬虫類(鳥類または哺乳類とする説あり)型ポケモン。
大型の翼が背部より生えているが、反重力による浮遊推進移動を行う。
目撃例はUMP中最も多く、ラティオスとラティアスは常に行動を共にする事が知られている。
しかし生態の解明には至っておらず、更なる調査を必要とする。
世界各地に古くから伝承されてきた神話にも、彼ららしき生命体の記述がされている。
例えばサイユウシティ周辺の島々には『兄妹始祖神話』が存在し、トクサネシティには
その確証たる白石が現存する。神話が事実かどうかは別として、この地に何らかの
指導者たる兄妹が存在した事、また多くの目撃事例に共通する『人間(または他の動植物)
への変化能力』と組み合わせて推測すると、ラティオス・ラティアスはサイユウ周辺に多く
生息していたのではないか、と思われる。
また東南アジアからミクロネシアにかけて、こんな寓話も存在する。
『昔、海を治める神がいた。しかしこの神は一度水中より姿を現すと、その羽で民家や山々を
薙ぎ倒してしまい、争いを好まない神は自ら海の底深く身を鎮めてしまった。
だが心無き人間によって次々と荒らされていく海を嘆いた神は、自らの体に似せた2つの命を
作り、世界の海を見守るように伝え、再び眠りについた。』
同地域には海の神として崇められている翼竜形のポケモン:
ルギアが存在する。
関連を匂わせる貴重な文献であるが、その起源・出典は未だ解明されていない。
ちなみにこの寓話を聞いたとある学者は、『2つの命』をラティオス・ラティアスと断定して
学名に『翼竜』を表すpterosaurを用いたと言われている。
太平洋地域に限らず、地中海沿岸(特にアルマトーレ近郊)でも度々目撃されている。
この辺りは水上都市が多く、昔から船乗りの間で海の竜は神聖なものとされていた影響から
海上での安全を祈念したため、ラティオス・ラティアスは共に「水の都の護神」と呼称され、同域
ルネッサンス期の彫刻にも彼らに似た物がある。また、有名な戯曲「ロミオとジュリエット」の
モデルとなったと提唱する文化学者もいるが確たる証拠もなく、憶測の域を越えない。
一般的には『ラティ兄妹』と呼称される事が多いが、単なる雄と雌の外見上の形質差異である為
もしかしたら『姉弟』なのかも知れない、がこれもまた憶測の域を越えない。
最終更新:2007年06月14日 20:10