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ルギア

ルギア


英名Lugia 学名Aqua Pterosaur
推定体長5.2m 推定体重216.0kg

「せんすいポケモン」に分類される、水生爬虫類型ポケモン。
ミクロネシアから東南アジア圏、果てはわが国に至るまで世界各国の寓話で伝承されてきた
所謂『伝説のポケモン』であるが、近年の調査で複数の個体が実在する事が判明した。
(実例としてはファイヤー・サンダー・フリーザーに続く4番目の発見となる。)
近年ではミクロネシアのアーシア諸島やジョウト地方の渦巻き島、カントー・ナナシマの近海で
発見されているが、捕獲例はまだ存在しない。
ラティアス・ラティオスの項でも示したように、「海の神」として崇められている。(詳しくは同項を参照)

「海の翼竜」を意味する学名が示すように、二枚の大きな羽とそれに付属する数対の小板を持ち、
それらを操る事で海流に対して抵抗を持たず、その力を最大限に生かす所謂「エアロフォルム」を持つ。
流線型のボディラインに前述の羽は空気以上に抵抗の大きい水中で速度を出すのに最適な構造である。
食性などの詳しい事は分かっていないが、深海に住む以上体の大きさに見合った餌をとる事は
あまり期待できないため、何かしらのエネルギー補給手段があるのではと推測される。
繁殖は長い間その真実が解明されていなかったが、ルギアの子供(形状的には同じ)が確認された
との情報もありさらなる研究が進むものと思われる。しかし臍が存在しない事や、常に深海を回遊する
ポケモンである事が、今度は「生まれ方の謎」を問い掛けている。

「ルギアは長時間潜水が可能である」と言うのは、この文章を読む方なら既に常識として捉えていると思う。
彼らの肺活量は確かに尋常でないだろう。しかし外観から判断する限り、肺の大きさは何日も
海底を回遊するに足る量の酸素を蓄えておけるとは思えない。この矛盾は多くの研究者を悩ませた。
「ルギアは鰓呼吸と肺呼吸を両方行えるのでは」「肺以外に酸素を溜めておく臓器が」と、様々な
学説が流れる中で、2004年に発表された新学説は世界に大きな波紋を呼んだ。
空気は形ある物質である。空気を圧縮すると当然小さくなるのは初歩的な科学の知識だ。
「空気の圧縮」―。それがこの学説の基礎を形作っている。
最早説明するには足らないと思う。「彼らは空気を吸い込み、圧縮して肺に溜めておく」というのである。
勿論この学説は発表当初強いバッシングを受けた。圧縮時の熱の放出はどうするか、貧血や潜水病の
発生がない事への矛盾はどう説明するか、など今も大きな壁が立ちはだかっている。
しかしこの理論の正当性を挙げるなら、深海の水圧で自然に空気は圧縮され大容量の酸素を取り込める
事や「エアロブラスト」と呼ばれる圧縮空気のビーム放出の理由などが理論的に証明された事である。
現在この理論は、上記二論と共に世界で広く受け入れられている。

ルギアは現在『捕獲禁止携帯獣』第Ⅱ種(捕獲したという既成事実があれば逮捕)であるが、
某掲示板群の過激派集団によるスレッド(「ルギア捕まえようぜwww」)で真剣に調査・捕獲の
計画が練られており、現時点(2007年7月)では渦巻き島での捕獲オフ会まで計画されているようである。
読者諸兄には忠告しておくが、ルギアの羽から起こる突風のエネルギーを試算したところ、
人間一人ぐらいなら直撃した場合軽くバラバラになる可能性も有るので容易には近づかない事をお勧めする。
その上法的にも裁きが待っている事を考えたら、「君子危うきに近寄らず」を決め込んだ方が良いだろう。

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最終更新:2007年08月07日 10:39