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チコリータ

チコリータ
英名Chikorita 学名Cichorium intybus
標準体長0.9m 標準体重6.4kg

「はっぱポケモン」に分類される、四足歩行爬虫類型ポケモン。
原産地はヨーロッパから中央アジア一帯で、人間の入植により世界各地で広く分布しているが、
国内での帰化例は今のところ報告されていない。
体表には毛がなく、皮膚蒸散によりやや湿っている。また表皮細胞に葉緑素を含んでいるので
淡い緑色をしており、首周りには複数の球体が、頭部からは一枚の葉が生えている。
この葉は頭部表皮と接続しているため自由に動き、栄養分の交換や外敵への威嚇に役立っている。

表皮細胞に含まれる葉緑体を使った光合成だけでなく、他の草ポケモンと同様に有機物の
経口摂取も可能である。頭部には一枚の平行脈単葉をつけていて、甘い香りを発したり、
キモリの尻尾同様に温度を察知できる。このような動植複合型生物においてはしばしば
無性生殖が可能であるが、チコリータの本体はあくまで動物側であるため、フシギダネやキモリ同様、
有性生殖以外に受け付ける事は無い。また、個体出産数においては多くの論説がある。

比較的早い段階から人間と接触していたポケモンであるため、その利用法や効用について
書かれた文献が世界各地に存在する。もちろんチコリータ段階での利用法はごく限られたもので
あるのだが、特記すべき点は、アロマテラピーに関して全ポケモン中最も高い効果を示す所である。
チコリータの葉や表皮から分泌される揮発性有機物には、精神を鎮め、他人への干渉を抑止する
効果(つまるところ精神安定効果)が存在しているといわれている。他の精油同様に、それらの有機物が
一体どのような構造でどのように働いているかは不明であるが、観測実験により、チコリータと
接触している時間の長い人ほど、日常生活であまりストレスを感じなくなったという報告もある。

ストレスの多い現代社会では溜め込む事が多くなりがちだ。しかし何処にもぶつけようが無くなった時、
そっとチコリータを抱いてストレスを溶かしてしまうのもいいかもしれない。だが、絶対に肉体的にぶつける
のだけは止めた方がいい。チコリータの葉は自由意思の統括下にあるため、水分をたっぷり含んだ
頭の葉で、ストレスごとあなたがスッパリ散らされてしまうのが関の山であろう。

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最終更新:2008年03月08日 16:27