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ヒードラン

ヒードラン

英名 Heatran
標準体高 1.7m  標準重量 430.0kg  特性:貰い火
主な生息地:ハードマウンテン深部
分類:火口ポケモン  タイプ:ほのお/はがね

胴の短いトカゲのような体が特徴的な火口ポケモン。

体は金属の膜で覆われており、熱で赤やオレンジ色に染まっている。丈夫で伸縮自在なので、意外に素早い動きが可能。
膜の下には血液のように溶けた鉄が循環していて、熱を絶やさない。
体のあちこちに灰色の金属の装甲があり、その部分は金属が盛り上がって冷えて固まっている状態である。

金属を冷やさないために、体は常に高熱を発している。
なので、自らの体の金属装甲を溶かしてしまっているが、溶けても体内に吸収され内側からまた装甲が形作られるので問題ないようだ。
この自ら体を溶かしまた形作るという工程を持つことで、金属の劣化や風化を防ぐらしい。

熱源は特定されてはいないが、鉱物を体内に取り込んで共生バクテリアに分解させて養分としその際発せられた熱を応用している、という説が有力である。
もしかしたら、ホウエンのグラードンのように未知なる力がはたらいているのかもしれない。

足の先にも金属装甲があり、十字型のツメがある。
このツメを洞窟の壁に食い込ませて、例え天井でも難なく歩行する。
金属成分が多く非常に重たい体だが、洞窟の壁や天井を這い回り獲物を捕食する。

獲物の頭上に接近して天井から突然落下、有無を言わさず足で押さえつけて捕食する。
主に中型~大型の動物を狙うが、鉱物を食べる姿も確認されており、これが前述の説が最も有力たる所以である。


シンオウ地方のハードマウンテンの火口付近にしか生息しないといわれ、いわゆる伝説のポケモンとされている。
繁殖方法は当然不明であるが、「伝説のポケモン」のカテゴリーに異例の♂♀両方存在が確認されていて、有性生殖の可能性が高い。

シンオウ神話には登場していないが、地元の言い伝えでは「シンオウ地方ができた際こぼれ落ちた火の玉からハードマウンテンとともに生まれ、火山のむやみな噴火を防ぐために『火山の置石』で封印された」という。

『火山の置石』は実在しており、ギンガ団の幹部がハードマウンテンから火山の置石およびヒードランを奪いとろうとし国際警察に逮捕された事件は記憶に新しい。

火山の置石との関係性は依然不明だが、火山の置石が置かれていた場所にヒードランが出現したことから、なんらかの関係があるとみて高い。



2012年7月に新たな報告書が発表されました。

ヒードラン

英名 Heatran 学名 Salamandra Mantellum(マントルの火のトカゲ)
標準体長:1.7m 標準体重:430.0kg
分類:火口ポケモン 特性:貰い火
進化過程 なし
主な生息地:火山に出来た洞窟内

 シンオウ地方が創られた際、弾けた火の玉から生まれたとされる伝説のポケモンの一つ・・・ではあるのだが、どちらかというと伝承に記されている古いポケモンという見方の方が強い。何分目覚めると火山が噴火するといわれ、長らく封印されてきた事から資料に乏しく、その生息地と希少性も相まって調査は難航している。

 頭部や四肢には金属質の甲殻が発達しているが、体内を巡る高熱の血液により胴体部では熔解が進んでおり、一部を除き赤熱した皮膚が露出している。また、ヒードランにおいて図鑑に真っ先に記載されるほど特徴的な事項が、十字型に対向した鉤爪である。これにより洞窟の狭い地形の中を自在に動き回り、灼熱した皮膚による特性貰い火とガラス質の瞬幕によって獲物の炎攻撃や有毒な煙幕を無効化、積極的に追い詰め捕食している。
 甲殻の名残を残し、横に張り出した四肢で洞窟内を自在に這い回る事からヒードランはゴキブロスと揶揄される
事が多いのだが、その生態や技の傾向、能力バランスにはなんとラグラージとの類似性が見られ、サンショウウオ型ポケモンとしての研究が急がれている。
 近年ではハードマウンテンと溶岩の成分が近いイッシュ地方、リバースマウンテンでの発見が報告されているのだが、同時にシンオウ神話でしか語られていない筈の火山の置石も見つかっており、これにヒードランを誘引する物質が含まれているのではないかという仮説をアクロマという新鋭の研究者が発表。注目を浴びている。

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最終更新:2012年08月01日 15:36