ピカチュウ
英名 Picachu 学名 Elkraboness
標準体高 0.4m 標準重量 6.0kg 特性:静電気
主な生息地:トキワの森/無人発電所 など
ペットとしてとても人気のあるポケモン。主に小さい群れをつくり森に生息し、木の実などを主食とする。初めて見たものにはまず電撃を当てる。頬にある電気袋の電気は寝ている間に貯められる。最大時の威力は雷にも匹敵すると言われる。ピンチの時に放電する。
「ねずみポケモン」に分類される電気タイプのポケモン。
愛くるしい仕草や、飼いやすさなどの面から、ペットとしても人気がある。
元来の生息場所は主に森の中で、木の実に電気ショックを浴びせて焦がしたものを食べると言われているが、
最近の急速な森林開発により森での生息数は激減し、現在ではトキワの森に僅かに生息するのみである。
だが、非常に適応力のあるポケモンで、森を追われた後も無人の発電所に住み着いたり、
ときどき都心部に現れては人間の食べ物を奪うなど、森以外の環境でも十分に生活できる能力を持っている。
しかし、都心に住み着いた野生のピカチュウによる被害は後を絶たない。
被害が大きかった主な事例は次のとおりである。
1.1997年11月、カントー地方の無人発電所に住み着いたピカチュウが放電。電線に過剰な電圧がかかり、
各地で送電線が切れる。切れた送電線に誤って触れた56歳の男性が感電死。
2.1999年4月、走行中のトラックの前にピカチュウが飛び出し、運転手は急ブレーキ。後ろの車がトラックにぶつかり、
後ろの車に乗っていた31歳の運転手の女性が死亡。更に飛び出したピカチュウが危機感からか突如激しく放電し、
それにつられたのか付近の森にいたピカチュウの群れが一斉放電。森の一部が焼け、以後4時間にわたり送電がストップ。
特に2のケースは、1匹のピカチュウが放電したのを見て他のピカチュウがつられて放電するといった極めて稀な
行動パターンである。
これら2つの事例を重く見た国は1999年夏にピカチュウの一斉駆除を行った。当時は捕獲後、処分する予定だったが
しかし愛護団体からの激しい非難が相次ぎ、引き取り手が見つかった一部のピカチュウ以外は森へ放された。
前述のとおりペットとしても人気だが、最近では知識も無いまま軽い気持ちで飼う人が増え、
無駄な放電や飼い主への反抗などが問題になっている。
もしこれから飼おうという方がいるなら、専門書をよく読み、適切な飼い方をしてあげてほしい。
最終更新:2007年01月03日 16:24