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ドサイドン

ドサイドン

分類:ドリルポケモン
標準体高:2.4m 標準体重282.8kg
英名:Rhyperior 学名:Ceratotherium supernus
進化過程:サイホーン サイドン →ドサイドン

主な生息地:北半球の中~高緯度地域に散在


サイドンがプロテクター(シルフCP製)を身に纏い、進化したポケモン。
所謂「人工物が原因で進化したポケモン」の一種で、自然的な要因で発生した野生の個体は存在しないとされている。
そのため、現在人の飼育下に無い野生のドサイドンは全て飼育状態より離脱した「野良ポケモン」であると看做されている。
生息域は進化前であるサイドンやサイホーンとほぼ変わらず、複数のサイドンやサイホーンの群れを纏め、より巨大な群れのボスに収まるケースが多く報告されている。
寿命は極めて長くなっているものの、子孫はサイホーンとして生まれてくるため実質一代で絶滅するであろう野生のドサイドンの姿はある意味、現代の徒花と言ってもいいだろう。
また、野生のサイドンやサイホーンたちも自然界には本来存在しないドサイドンをキチンと同族と看做していると考えられる点は興味深い。

身体的には輪をかけて大型化した体躯と、要所を守るように配置されたプロテクター、そして歪なほど巨大化した前腕の「岩石砲」が特徴的だ。
重く頑強な岩石の鎧に分厚く弾力に富んだ皮膚、そして全身を覆う強靭な筋肉を重ねた防御力は極悪の一言で、わざに拠らない物理的な攻撃に対しては自然界ではほぼ無敵といっていいだろう。

食性は変わらず草食で、気質は比較的温厚(かいじゅうグループとしては、と言う但し書きがつくが)
知能の面でも、岩石砲の弾体を状況において使い分けるなど(岩石の形状を変えたり、「黒いてっきゅう」にしてみたり、イシツブテを飛ばすなど(一部の心無いトレーナーの悪ふざけである。真似させないように【※1】)
サイホーンの頃とは天と地の差である。

知能の向上から、人間社会と折り合いをつける分別も期待できるようになってはいるが、いかんせんその能力が文明社会に対し余りにも破壊的であるため、【第一級危険携帯獣】に指定されている。
その為、大型特殊携帯獣取扱い免許【※2】が必要になる事から飼育の為のハードルは極めて高い。

※1
このような行為は、「携帯獣愛護法」により処罰されます。

※2
大型特殊携帯獣取扱い免許
大型携帯獣取扱い免許を取得してから5年以上経過し、一頭以上の大型携帯獣の飼育経験を持つものに受験資格が与えられ、
年四回の試験(書類審査、筆記、面接)を通過した上で指定の講座を修了した者に交付される。
本人の資質のほか、経済力や居住地の環境(主に広さ)、家族の政治的・宗教的信条に至るまで審査されることがよく知られている。
その為、「ポケモン大特を取ると公安の監視がつく」などという都市伝説すら存在する。

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最終更新:2012年02月05日 18:13