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ザングース

ザングース

英名 zangoose 学名 Herpestidae gladiatus
標準体高 1.3m 標準重量 40.3kg  特性:免疫
進化過程: 進化しない
主な生息地:114番道路  など

「ネコイタチポケモン」に分類される、二足歩四足走哺乳類型ポケモン。
近縁種は一部の大陸の内陸部に生息するのみで、殆どはホウエン地方、
特にサイユウ地区原産のポケモンである。
体毛色は白を基調とするが、頭部左耳と左目周辺、そして両前足と腹部の一部が赤い色をしている。何故このような配色に至ったかは、いまだ解明されていない。

鋭く黒い、肥大化した爪が各前足に2本ずつ生えており、これによって獲物を狩る習性がある。故に、ザングースは純粋な肉食性である。
素早く移動する際は、四本足での移動となるが、基本的な動作は二足歩行で行なう。
これは、肥大化した爪が引っ込んでいても僅かに出るため、四足歩行になると返って邪魔となる為である。
また、ヒトが二足歩行を始めた為に脳が肥大化したというのは既に義務教育段階論説だが
ザングースにも同様の進化が有った事が、ルネシティ出土の化石より発見された。
しかし、彼等の場合、慎重になるときは自然と四足歩行に切り替わるため、1日に何度も頭を地面に向けた結果として、ヒトほどの脳の肥大化は発生しなかった。
飼育環境では平均20年、野生では10年程度しか生きられない。その代わり、繁殖期は春に
必ず一度あり、一度に生まれる個体数は最多で6匹と、同分類内では比較的多め。

さて、ザングースにおける都市伝説として最も有名なものは、「ハブネーク革のハンドバッグを持っていた女性が、ザングースに襲い掛かられ殺害された」と言うものである。
確かに、携帯獣遺伝子解析学が発達していなかった頃、「ザングースの遺伝子内にはハブネークを連想させる物に対して攻撃を仕掛けるDNAプログラムが存在する」という学説が発表された事がある。

しかし、タマムシ大学携帯獣遺伝子解析チームの論文によると、(以下原文引用)
「…結論から言えば、ハブネークそのものを連想させる物に対しては、ある程度の
防護反応を示すようにDNAがプログラムされていた。…しかし、それは視覚のみならず、
五感による総合的な判断で反応するようになっており、死後数ヶ月経っているハンドバッグ
の皮革でザングースが興奮状態になることは決して無い。…それより、我々は『何故』だ。
何故ザングースは自らのDNA内にそのようなプログラムを施し、さらに一歩間違えれば
未発達の個体の命をも奪われかねない防衛本能を組み込んだのか。…」
との事だ。

また、同時期にエンジュ大学の形而下携帯獣学部の研究チームの発表により、
(以下原文引用)
「染色体数が正常個体と異なる異常染色体個体において、プログラム作動の傾向が
強くなる事」が判明し、以下のような仮説を立てている。
「…恐らく、彼または彼女は、子を作る事の出来ない染色倍数体や染色奇数体であるため、
潜在的に組み込まれた遺伝情報-ハブネークへの攻撃-が作動したのであろう。…すると、
彼等は狩猟を基本的な食糧補給法としている為、他の生物を殺す事に何らかの
興奮を覚える分泌物質が出ているのではないかと言う仮説と結びつく。殺しを躊躇えば、
彼等は生きる事が出来ず、結局長い進化の過程でそうなったと推測できる。…」

いずれにせよ、我々が愛玩用として飼う様な一般流通しているザングースは、比較的性格の大人しい個体が好まれ流通するため、上記の都市伝説は杞憂と言うようなものである。

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最終更新:2006年09月20日 19:02