ミュウツー
英名 Mewtwo 学名 未発見のためなし
推定体高 2.0m 推定重量 122.0kg
特性:目撃者からの「近くにいると強い威圧感をうける」という
情報から、プレッシャーではないかと推測される
主な生息地:ハナダシティ近辺で目撃情報多し
◆論文1
1996年前後からしばしば報告があったあった怪物で、極めて強い力と優れた知能を持った生き物らしい。
この怪物はただ“ハナダの怪物”あるいは二体目のミュウ、”ミュウツー”と呼ばれている。
目撃者の語るミュウツー像は、この怪物は人間だろうがポケモンだろうが出会ったもの全てに襲い掛かり殺してしまう恐ろしい奴だとか
いや、ただ気が付くとそこに立っているだけのおとなしくて不思議な奴だなど様々だ。
しかし、その姿については驚くほど統一されており「背は
フシギバナ位で、大きな腹と脚、尾が長く、細い腕を持ち二本足で歩く。
体はほぼ真っ白で、妙に人間くさい目と腹、尾の先端だけが紫色」だという。
初めて目撃された時期などから、97年7月2日付けのタマムシ共同通信に掲載された記事にあるミュウのクローン体と
同一の固体ではないかという噂も囁かれている。
またあるトレーナーの少年によると「夜の11時頃だったかな。道に迷ってすっかり遅くなってしまった僕は、
今日はポケモンセンターに泊まろうと道を急いでいた。
町の近くまで行くと見知らぬ人が立っていたので、自分と同じトレーナーだろうと良かったらセンターまでご一緒しませんか、と声をかけたんです。
でも、返事が無い、おかしい、と思って覗き込んだらその人は布をかぶった見た事も無い生き物だったんだ」という。
我がタマムシ大学の調査隊がミュウツーの姿を追い求め、ハナダの洞窟へと向かい、その多くが惜しくも人生の幕を閉じたのは記憶に新しい。
が、奇跡的にカメラやノートを入れたジュラルミンケースが発見され、ミュウツーのものと思われる写真が公開された。
この発見とともに彼らの犠牲も忘れることが無いようにしていきたいものだ。
ミュウツーの最初の目撃から10年近い月日が経った今、彼の目撃霊は徐々に少なくなってきており、
はじめからそんなものは居なかったとする意見と、やはりポケモンの一種で既に誰かに捕獲されてしまったのだという二つの意見が主流となりつつある。
目撃情報のあるミュウツーの生い立ちなどは証拠資料の不在により長い間不明であった。
しかし、先日のタマムシ大携帯獣学部定例会において、警察より預かった資料や
研究チームの調査資料の解析により、ある程度の実情が見えてきた。
まず、ミュウツーの母体であった(と推測される)ミュウは、1995年頃に「最果ての孤島」と
呼ばれるナナシマ諸島内の小さな島で捕獲された物と思われる。
これは同島の建て看板に(文字は既に消えかかっているが)記された文章から
判明した事であり、その後、この島でミュウは逃がされたようである。
ミュウツーの創製に関った研究者は、全員が既に行方不明または死亡している。
中でもリーダー格であったとされるフジ氏(エンジュ大携帯獣遺伝子学部・博士号取得)の
日記によると、「1996年2月頃に既に身篭っていたミュウが出産した」との記述がある。
しかし、彼はこの数年前に「携帯獣遺伝子における改造進化論」を学会で発表し、
当時、既に各研究界から爪弾きにされていた事や、R団との接触があったこと、
そして拠点であったとされるグレン島の通称「ポケモン屋敷」地下に夥しい量の機材や
薬品があったことから、この内容は隠蔽工作の為と見られる。
10年が経過した今でも、ミュウツーに関する研究は全くと言って良いほど前進しない。
ちなみに、当時判明していたR団の研究施設の殆どは謎の爆発事故により消滅している。
その為、物的証拠は皆無で、今後の発見に少しでも期待を寄せるしかない。
◆論文2
1996年頃から目撃情報が相次ぎ、非常に強い超能力と高い知能を持つことから、
周辺住民からは「ハナダの怪物」として恐れられていた。
性格は、目撃者の情報では「見たものには何にでも襲い掛かる」というものや
「気がつくとそこにいる、おとなしくて不思議な奴」など曖昧なものが多いが、
その姿については驚くほど統一されており「背はフシギバナ位で、大きな腹と脚、尾が長く、細い腕を持ち二本足で歩く。
体はほぼ真っ白で、妙に人間くさい目と腹、尾の先端だけが紫色」だという。
初めて目撃された時期、そして写真や映像などの情報から、
97年7月2日付けのタマムシ共同通信に掲載された記事にあるミュウのクローン体と
同一の固体であると判明した。
我がタマムシ大学の調査隊がミュウツーの姿を追い求め、ハナダの洞窟へと向かい、その多くが惜しくも人生の幕を
閉じたのは記憶に新しい。しかし、 奇跡的にカメラやノートを入れたジュラルミンケースが発見され、
ミュウツーのものと思われる写真が公開された。 この発見とともに彼らの犠牲も忘れることが無いようにしていきたいものだ。
ミュウツーの最初の目撃から10年以上が経過し、最近では目撃例も少なくなっていたが、2005年10月頃、グレン島の
ポケモンセンター倉庫から1998年の同島噴火の際に島内の廃墟から持ち出されたとおぼしき資料が大量に見つかり、
ミュウツーについて書かれた日記、更には劣化したミュウツーの白黒写真が見つかったことから、今回のミュウツー存在説の
確証にいたった。因みに、この日記は全て平仮名又は片仮名で書かれており、研究者が精神的に参っていたとも言われる。
なお、この日記については別冊を参照のこと。
ミュウツーの母体であった絶滅危惧種であるミュウは、1995年頃に「最果ての孤島」と
呼ばれるナナシマ諸島内の小さな島で捕獲された物と思われていた。
これは同島の建て看板に(文字は既に消えかかっているが)記された文章から
推測されたものであるが、前述の日記に「南アメリカのギアナで新種のポケモンを発見」との記述が
あることから、ギアナで捕獲したのち、最果ての孤島で飼育されたというのが現在の正式な見解である。
ミュウツーの創製に関った研究者は、全員が既に行方不明または死亡している。
中でもリーダー格であったとされるフジ氏(エンジュ大携帯獣遺伝子学部・博士号取得)の
日記(この日記は前述のグレン島のものとは別)によると、「1996年2月頃に既に身篭っていた
ミュウが出産した」との記述がある。このことから、学名を"Mew Plores"(ミュウの子供)という。
しかし、彼はこの数年前に「携帯獣遺伝子における改造進化論」を学会で発表し、
当時、既に各研究界から爪弾きにされていた事や、R団との接触があったこと、
そして拠点であったとされるグレン島の通称「ポケモン屋敷」地下に夥しい量の機材や
薬品があったことから、この内容は隠蔽工作の為と見られる。
また最近になって、ミュウツーは古来、人間と深いかかわりがあったとする説も出てきている。
エンジュシティの「すずの塔」の床下より発見された文献に、「エンジュの乱の時に
不思議な力を操る人型のポケモン(文中に"ヤマトノカミ"との記述あり)が現れ、戦闘を中断させた」
とあり、描かれている絵もミュウツーと酷似していることから、この説が浮上した。
いずれにしろミュウツーは謎が多く、調査にも危険が付きまとう。
今後の調査の発展を願うと共に、これ以上の犠牲者が出ないことを祈るばかりである。
最終更新:2006年12月18日 17:42