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ポリゴン

ポリゴン

英名 porygon  学名 Exmachinas biomimus
標準体高 0.8m  標準重量 36.5kg  特性:トレース/ダウンロード
進化過程: ポリゴン →ポリゴン2→ ポリゴンZ
主な販売店:ロケットゲームコーナー など

我が国が開発したポケモンであり、「バーチャルポケモン」に分類される。
1996年、当時のシルフカンパニー㈱が全ての技術を駆使して作った全く新しい
機械型不定形ポケモンである。
電子プログラムと本体込みで10万円を超す大型商品であったにも拘らず、
当初予定していた生産台数(1000台)をはるかに上回る注文が殺到し、
一時期インターネットや電話回線が各地でパンクし、復旧に時間が掛かったため
シルフカンパニーが異例の謝罪会見を開いた事も有名である。

基本的な行動プログラムは組み込まれているが、当時の技術では自己意思行動までは
メモリー不足のため入力できなかったので、メディアからは「ラジコンポケモン」と揶揄された。
本体も充電電池稼動で、最大50馬力、最長稼働時間も6時間が限界と言う低スペックであったのも原因の一つだ
だが、ポリゴン最大の特徴である、通称「テクスチャープログラム」は、メモリー上のファイルを
瞬間的に複製し、さらにそれをネットワーク上の任意の地点へ転送させる事が出来た。
(ちなみに戦闘時に命令できる「テクスチャー」は、CPUダメージ軽減のための自己防衛プログラムであり、関係は一切無い。)
この「テクスチャープログラム」(略称TP)は、各地の企業や研究所においてある巨大なスパコン
同士の連結に大いに貢献し、その繁栄は「第二次IT革命」とも呼ばれた。

しかし、リザードンの項でも記した様に、ポリゴンのTPを悪用した犯罪が遂に発生した。
シルフカンパニーは、「ポリゴンのTPはファイルに自動的にガードを掛けて転送し、さらに別のポリゴンが
受け取った時にそのガードを取り外すようにセッティングしてある」と主張していた。
しかし、そのガードを掛けるためのプログラムを改変されたポリゴンは、次々とプログラム改変ウイルスを
ネットワーク上に流出させ、3日後には事実上全ての端末がハッキングされた。
感染したポリゴンは次々とデータベースから情報を抜き出し、それを最初に感染した個体の元へと送信し続けた。
まさに「獅子身中に蟲有り」と言った状態でも、誰一人として気付かなかったのである。

結局、この事件は情報受信量が異常に多い端末をシルフ側が発見し、解決に至った。
主犯格たるA(当時32歳)に対して下った判決は懲役20年及び流出データの返還であった。
しかし、この事件はネットワーク社会の脆弱さを露呈する結果となり、シルフ側も
ポリゴンの生産を一度中止、全ポリゴンの回収及び全ネットワークを閉鎖する事となった。
その後、1999年に「ポリゴン2」(価格:15万円)と「アップグレード」(価格:¥29,800)が発売されるまで、
この計画、「全世界のネットワークを単純・効率化する」計画は凍結される運びとなった。
(主犯格のAはこの計画を「シルフの独占行為」と勘違いして犯行に及んだと言うが、真否の程は定かでない。)

余談ではあるが、タマムシ大携帯獣学部の学生達がよく通っていた(という)ゲームコーナーでは、
一時期ポリゴンが不当な価格で景品になっていた、との噂を聞いた事がある。
現在は法整備が成されているので、皆様方はいかなる場所で見かけても決して手を出さないように願う。
(詳しくはリザードンの項、『第一種危険携帯獣』を参照の事。※)
ちなみに筆者はゲームコーナーで、コイン1000枚と引き換えにペーパークラフトのポリゴンを手渡された事がある。

※なお、「ポリゴン2」も同様の認定を受けている事を付加する。
 また、「ポリゴン」「ポリゴン2」「アップグレード」は現在では生産されていない。(全て2002年を以って全生産ラインを破棄)
 現在「ポリゴン3」の開発が進んでいるようではあるが、信憑性は薄い。

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最終更新:2007年06月14日 20:33