ポケモン生態調査書類管理局@ ウィキ

ポリゴンの不正進化態について

シルフ製ポリゴンシリーズの不正進化態に関するレポート

最近、巷でシルフ製のポリゴンシリーズを不正に進化させる
パッチプログラムがネット上のファイル共有等で
出回っているという噂をよく耳にする。
今回、偶然にも元シルフ社員である私が噂の不正パッチを
入手することが出来たのでそれに関する記録をここに書き留めておく。
今回使用した不正パッチはシンオウ地方某所の怪しげな露天にて
購入したものである。価格は34,800円でDVD-RAMメディアに
記録された形で販売されていた。

【問題のパッチの解析】
シルフに勤めている元同僚に頼んでパッチの解析を依頼したところ、
プロテクトの虚弱性が指摘されていた98年製の
初期型アップグレード「P-UPG 1.00 GENERAL」のプログラムを
一部流用、書き換えされて使用されていたことが判明した。
さらに内部の能力強化プログラムを解析してみると特殊攻撃力の値が
本来制限されている数値をオーバーしていた。
今のところ報告はないが、もしこの不正進化を施したポリゴンが
制御不能に陥り、ネットワーク上で暴走を始めたら
この特殊攻撃力の高さから相当な被害が出ると予想される。

【進化実験】
今度はそのパッチを実際にポリゴン2にあてて進化させてみた。
(不正パッチは今後のためにバックアップを取って保存することにした。)
今回使用したポリゴンは私がシルフを退職する際にデボン社等のライバル会社に
再就職しないことを条件に複数譲り受けた実験用ポリゴンの内の1体である。
進化したポリゴンは従来とは違う一本足になり、
頭にアンテナのような物が付いた奇妙な姿をしたものだった。
巷ではこれを「ポリゴンZ」と呼んでいるらしい。
さらに特殊防御力を重点的に強化した他のポリゴンやポリゴン2に
サイコキネシスなどの特殊攻撃をぶつけてみたところ
一撃でKOしてしまうなどの恐ろしい能力を見せ付ける結果となった。
しかし、バトルの後に「Z」自身にバグが発生し、いきなり意味も無く
室内を動き回ったり、残りの電力がMAXだというのに充電を促す音声が
延々流れたりと不審な挙動が見られた。
周りに害は無かったがこれ以外にもバグがあるとしたら
パッチ解析の項にも書いたネットワーク上での暴走が危惧される。

【総括】
今回の実験データをシルフカンパニーに提出したところ、シルフ側から

 「近いうちにポリゴン不正進化態を元のポリゴン2に戻すための
  修正パッチプログラムを全国のシルフカンパニー製品取扱店にて無償配布する。」

との返答があった。
もし誤って不正パッチをインストールし、ポリゴン2を進化させてしまった方がいたら
安全のためにも急いでこの修正パッチを組み込んでポリゴンを元の姿に戻してやってほしい。
実際に確認されてはいないが、何よりも感情処理プログラムのバグでそれまでのトレーナーとの
記憶を失うことは何があっても避けていただきたい。それがポリゴンのためであると私は思う。
今回実験に使用したポリゴンも修正を施し、現在は普通のポリゴン2として暮らしている。
また、不正パッチを違法に取り引きしている人物を見かけたら
急いで警察もしくはシルフ本社に通報、正確な情報を提供してほしい。

以上。

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最終更新:2006年11月03日 23:42