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りりあ(あいつ、毒を入れたみたいだけど、まだ、私にはこの能力があるのよ・・・!)
りりあは手部分を胸に当てると、特殊能力で解毒させる。
味噌カツ(りりあちゃん今何をしたんだ・・・。)
りりあの特殊能力を知らない味噌カツはりりあの行動に疑問を持つ・・・だが、その間にりりあは味噌カツに向けて火炎弾を三連発はなってくる。
味噌カツはそれには反応できず、三連発の火炎弾を食らう。そして、りりあは続けてリオレウスに向かって突進してくる。
その時、味噌カツは三連発の火炎弾を喰らいひるんでいたためレイア亜種の突進を喰らう。
味噌カツ「ぐぁはっ・・・!」
味噌カツは突進を喰らい、引きずられるように地面に倒れる。
続けてりりあはもう一度、三連発火炎弾を口から放つ。
ジンオウガとの戦いでかなりのダメージが残っている味噌カツはさすがに体力的にも限界になり、リオレウスから変身が解かれると共に倒れ目を閉じる。
味噌カツ(はははは、漏れもここで死ぬのか・・・やるなら今だよりりあちゃん。)
この時、味噌カツは最早自分に終わりを感じていた。元々このゲームに恐怖心を持っていた味噌カツ・・・自分にはこのゲームに生き残る自信が無かった。
このゲームから葬られるのがオチだったんだなと心の中で感じていた。
苦しい・・・殺して欲しい・・・早くと思っていた味噌カツだったが、自分の体が元気になっていく事に感じる味噌カツ。気のせいかと感じていた。
だが目を開けるとりりあが味噌カツの胸に手を当て特殊能力で回復させていると気付いた味噌カツ。
味噌カツ「りりあちゃんは何で漏れを殺さないのか。このゲーム、生き残るか死ぬかやで。」
りりあ「私は人殺しなんてしたくないの・・・それだけよ。」
味噌カツ「優しいんだな・・・りりあちゃんは。」
りりあ「や、優しくなんて無いよ。」
味噌カツにそう言われて照れるりりあ。りりあの回復能力のおかげで味噌カツは完全に体の状態も良くなる。
味噌カツ「ありがと、りりあちゃん。」
味噌カツが起き上がろうとした瞬間だった。銃声が響き、りりあが頭から血を流して倒れる。
それを見て驚いた味噌カツはすぐに起き上がり、誰が撃ったのかあたりを見回すと複数の男達が何か満足そうな顔をしているのを目にした。
味噌カツ「お、おまいらは・・・二次元党のちょくえ、Wあか?後の二人は知らないが。」
直江「そうだ。俺は3次元の女は大嫌いだからな。俺等に背を見せているすきにハンドガンで葬ってやったのさ。
まぁ、俺は鬼じゃないからお前だけは見逃してやった。感謝しろよ?」
最終更新:2014年01月06日 15:08