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「ちょ!? なんでドスジャギィが出てくるの!?」
赤いサインを送ったちょくえは、【ドスジャギィ】を相手に逃げ回っていた。
ドスジャギィは鳴き声で群の仲間にサインを送ると、ジャギィ達の巣から無数のジャギィやジャギィノスがわんさか湧いてきた。
ジャギィやジャギィノスならなんとかなるのか、ドスジャギィの攻撃をなんとか避けると、空いた手間でジャギィやジャギィノスに大剣を振う。
おかげ様でちょくえと坂本はもう血まみれだ。自分たちの血がないだけまだ良いだろうが、これだとジャギィ達の死体に躓いて周りをうろちょろしているジャギィ達に食われかねない。
ちなみにこの騒動の中で既に12匹以上ジャギィを討伐しているどころか、ジャギィノスもついに5頭目に差し掛かっていることにちょくえは全く気付いていない。
ジャギィノス8頭すら討伐出来ないという最悪のレッテルを張られたちょくえだったが、いつの間にかかなり成長しているようだ。
「ニャニャッ! ちょくえさん! このままだと食われちゃいますニャ! ここはドスジャギィを交戦して……。」
「無理無理無理ッ! 大型モンスターなんて無理!」
坂本の前で醜態をさらすことをこれほどまで嫌がったちょくえだが、状況が一変するとそんなことも考えられないぐらい動転してしまったらしい。
「ちょくえさん! 大丈夫ですニャ! 今までと同じ様にドスジャギィの首元目がけて大剣を振れば良いんですニャ! 俺の剣だと刃が短すぎてあの皮を破れないんですニャ!」
「あqwせdrftgyふじこlp;」
もうすでに日本語すら喋れない程気が動転してしまっているちょくえだが、なんだかんだで大剣を振るう先に問題はないようで、割と的確にジャギィとジャギィノスを切り裂いていく。
「ちょ! ちょくえさん! その勢いで! ドスジャギィも!」
体力には自信があった坂本だが、ここまで来ると体力も持たなくなってくる。早く来てくださいニャ教官さん!!!と心の中で絶叫する。

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最終更新:2014年03月16日 19:40