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「いっ、いやっ!」
りりあは暴れようとするが屈強な10人近い男に押さえられては手足を動かし事もできず、胴体をくねくねと情けなく動かすしか無かった。
「こいつ腰振る気満々だな」
男はわざとらしくそう言って笑うと、りりあのTシャツを捲り上げた。
綺麗な腰回りのラインと、淡い水色のブラジャーが暗闇の中で露わになる。
「やめて!お願い!」
りりあがそう叫ぶと、「うるさい」とまた別の男がりりあの唇に唇を重ねて、その声を封じた。
顔を両手で固定され、それから逃れる事すらできないりりあは「んー!んー!」と叫び続けていた。
りりあのスカートの中には手が入れられ、ブラのホックが外される。
りりあは涙目になって必死に声を出し続ける。

フクナガは朦朧とする意識の中りりあを助けようとするが、直江に張り倒されてそれはできなかった。
自分の弱さを痛感させられたフクナガは、悔しくて涙を零しながら「チクショオオオ」と叫んだ。

りりあのブラが外されて、決して大きいとは言えないが確かに膨らみを帯びたその胸が男達の前に露わになる。
同時にスカートの下に履いていた下着は片足だけ外されて、もう片方の足に引っかかる形となった。
男がりりあの両足を持ち、ぐいっと上に持ち上げる。
その拍子にスカートはめくれ、汚れを知らない綺麗なソレが月明かりに映し出された。
男達は我先にとりりあの胸に、股に貪りつく。
男達は小競り合いを起こし押さえる手が緩むが、りりあが逃げ出そうとするとまた別の男に押さえられる。
その様子は獲物を取り合う肉食動物のようだった。
りりあの両目からは涙が溢れ、その行為の悲惨さを物語っていた。

そんな中りりあの足を持ち上げていた男が、何やら話を纏め始めた。
どうやらりりあを犯す順番を決めているようだ。
その方法はじゃんけん。物の順番を決めるには最も公正でこの上なく手軽な決め方だが。
それは1人の少女の「初めて」の相手を決めるものとしてはあまりに軽卒で、残酷だった。

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最終更新:2014年04月26日 15:05