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 ?F ???

 マンションの一室。ドアノブががちゃりと回る。
 そして重々しくその扉は開いた。

 ゴッ。

 鉛が落ちたかのような、鈍い足音がその場に響く。
 数秒してその足音の持ち主が姿を現す。

 「おに」が始動したのだ。


 ゴオオォォォォン…………!!



ハム太郎「ドアの閉まる音……! どこからなのだ?」

タイショー「反響してわかんねーよ……」

リボン「マンションでの鬼ごっこ、まるで子供の遊びでちゅわ……」

ハム太郎「でも……プレッシャーは比べ物にならないのだ……!!」


 9F 南通路

メガネ(ドアの閉まる音! 『おに』が動き始めたんだ!)

メガネ(どこだ? 私の予想ではハム太郎くん達がいる3F付近……)

 外壁部分から身を乗り出し、見渡せる全ての場所へ目を向ける。
 しかし「おに」の姿はない。

メガネ(ということは『おに』は南側にいるのか)

メガネ(『おに』が出た場所が『じんち』っていうのも十分ありうるのに)

メガネ(ん……待てよ? 南側?)


 6F 南階段

 パラララッ。
 乾いた音が連続して鳴っていく。

 マフラーにはそれが何の音だか分からなかった。
 そして、『分からない』ということは心に恐怖を生む。

 何の為にこんな『げぇむ』が行われるのか。ここはどこなのか。
 『おに』とは一体なんなのか。

マフラー「ちびまるちゃん、行こう」

ちびまる「うきゅ? うきゅ!」

 分からないのなら見に行こう。
 そうすればきっと、何が起こっているのか。

 少しだけでも分かるはずだから――――。

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最終更新:2014年04月26日 16:04