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「さてさて、なんか騒がしいと思ったら交差点にキャンプ作ってるのか。キャンプ作るなら山行け、邪魔だ」
ちょくえがアメリカ軍の臨時キャンプを隠れて覗きながら携帯電話を取り出すと、ポケガイを開いて「命狙われてるワロえない」というスレッドを作成した。
「さ、奥の手だ。かっしー頼んだ」
そう呟いたちょくえが「スレッドが作成されました!」の字を眺めてから携帯の電源を切り、キャンプの様子を再び見始める。
そして数十秒後、
「隊長、ジャミングです! 通信ができません」
「なんだと? どこの誰が?」
キャンプからこのような会話が聞こえてきた。
さっきのスレッド作成が合図で、かっしーがアメリカ軍の通信機器を機能停止に追い込んだのだ。
「もうジャミングできたのか、はやいな」
そう言ってちょくえがポケットから拳銃を取り出すと、隠れていた建物を使って壁キックをしてとても大きなジャンプをした。
「ワリィがこっから先は一方通行だ!」
上空10メートルほどからちょくえが片手で拳銃を撃ち、銃撃をする。
「何だ!?」
「敵襲! 上からだ! 誰なんだ!?」
軍が状況を理解できないまま発砲音が1回するたびに兵が1人倒れていく。また1人、また1人と。そしてちょくえの拳銃の弾倉が空になり、ちょくえが着地と共に兵を1人蹴り飛ばしながら弾倉を外して左手でキャッチ。それを近くの兵の首に突き刺す。
そして返り血を少し浴びながら、首に拳銃の弾倉が突き刺さった兵からサブマシンガンを奪うとろくにサイトも見ず乱射する。
「誰が攻撃してんだ!?」
倒したテーブルの陰からある兵がアサルトライフルに弾倉を装着しながら問いかける。
「ウイルスの説明の記載が本当なら……」
テーブルに銃弾が数発当たって鈍い音と共に木片が飛び散る。
「く……、ちょくえの可能性が高いです」
すると突然、その2人の顔と顔の間に、ぬっとちょくえの顔が現れた。
「ああ、俺だ」
ちょくえの低い声の後に続いて2発の銃声が響き渡る。
最終更新:2014年04月27日 17:14