『8.闇路&あありん』
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「な訳ねぇだろ!」
平行が生徒に飛びかかって抱きつく。と、さっきまで2人がいたところにミサイルが撃ち込まれて物凄い爆音と爆風が襲う。
生徒に抱きついた平行は間一髪それを回避して背中から着地して転がる。
「あー、だ、大丈夫か。俺は大丈夫じゃない」
「残念、私は大丈夫よ。突然抱きつく変態さんよぅ」
生徒がにやけながら平行を踏みながらゆっくり立ち上がって2m以上はあるフクナガを睨みつける。
「イテッ、踏むな!」
「悪い、大丈夫か。私は大丈夫よ」
「ふざけてる場合かよっ」
生徒の足から解放された平行もツッコミながらゆっくりと立ち上がる。
「んにしても私に抱きつくだけでよくこんなに飛べたね」
平行を一度も見もしないで爆発でえぐれたアスファルトを見ながら生徒が話かける。
「ウイルスの影響だ。普通の人間ならさっきのミサイルで死んでる」
なんか平行の声にあきれが混じってる。
「それより、逃げた方が良さそうだ。あいつは見た目からして勝てそうにない」
「そうね」
ようやく生徒が平行を見る。そして顔を合わせた2人が無言で首を縦に振ると、フクナガがいる方とは逆に走り出した。
最終更新:2014年04月27日 17:21