アットウィキロゴ
34ページ目

その頃にようやく窓ガラスと共に運転手を撃ち殺した闇路が割れた窓から鍵を開けて装甲車を奪取、逃走。
それを確認したあありんも威嚇射撃をしつつ逃走した。

高速道路には数台のグチャグチャのパトカーと死体だけが残された。




「ところ変わって闇路とあありんが回収に成功したとも知らずに命の危機に晒されている私、平行がいる埼玉県」
「え? あんた何か言った?」
生徒が走りながら叫ぶように問いかける。叫ぶと場所がバレる気がするが。
「いや、なんでもない」
「そう言えばあんた名前何?あんたあんたって何か変だしさ」
この状況で聞くようなことではない気がするが、今まで名前を知らないのも確かに変かもしれない。
「平行四辺形だ。平行でいい。あんたの名前は資料で見たよ」
「ああ、そう」

ドンッ

まただ。
フクナガは今度は2人の隣の2階建ての建物の屋根に着地した。が、フクナガの足元がフラついたと思ったら姿が見えなくなった。その代わりけたたましい音が響き渡った。
「!??!!?!」
「?!!??!?」

どうやら建物がフクナガの体重、というより着地の際の衝撃に耐えられずに崩れてフクナガが落下したらしい。それもそうだ、このフクナガは2m以上もあるバケモノだ。

ということを理解できずにいる2人の後ろの方向から、建物の壁をぶち壊してフクナガが再び姿を現した。そのぶち壊された壁から巻き上がる埃等の煙の中から現れたフクナガの姿に怯んで平行は固まったが、生徒はすかさずアサルトライフルをフクナガに向けて引き金を引いた。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年04月27日 17:22