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──Cブロック3-4──
「敵は1人だ! さっさと撃ち殺せ!」
「無理です! 銃撃が効いていません!」
アメリカ軍の叫びとけたたましい銃声の中、電磁砲──レールガン──を携えたポケガイの管理人がレールガンの電磁力で銃弾を跳ね返しながらゆっくりと歩く。
「あぁー? ポケガイ民がぁ? 押収されたウイルス関連のもの奪取したからガイド系列封鎖だぁ? ふざけてんじゃねぇぞ糞共。とっとと死ね」
どストレートな怒りを露わにした管理人がレールガンをアメリカ軍の兵へ向けて撃ち放つ。
レールガンの電撃は物凄い轟音と共に地面を焦がし、兵数人を吹き飛ばす。
「か、勝てません!」
「撃ち方やめい! 総員撤退! あいつから離れろ!」
ある1人の兵の叫びに従って、兵達が銃を下ろして走って管理人から離れる。
「逃がさねぇよ!」
ゲスい顔をした管理人がすかさずレールガンの砲門を逃げる兵へ向けてレールガンを連射する。レールガンが発射される轟音がなるたびに、兵が机から飛ばされる消しカスみたいに複数人まとめて吹き飛ぶ。
そして6発発射された後、レールガンが建物の角に向けられる。
「これで終わりだ」
管理人の呟きと共に発射されたその電撃は建物の角をぶち壊して、その陰に隠れていた兵を吹き飛ばし、Cブロック3-4の兵は全滅した。
だが、全滅したのは3-4だ。管理人の背後、3-3からスナイパーライフルを構えた兵がスコープの十字の交点に管理人の後頭部を捉える。
「磁場の発生を止めたようだな。その緩みが死に繋がることを死をもってわからせてやる」
しかし、次の瞬間意識が途切れたのはスナイパーライフルを持った兵であった。
管理人はゲスい笑みを浮かべて振り返る。
「さて、銃弾をこのレールガンで180度逆に跳ね返すとどうなるでしょうか」
「アルファフォースの誰とも連絡がつかんのか。ハァ、我々は誰と戦っている……。人間じゃないのか……」
向かいに座っている兵からアルファフォースの実質全滅の報告を聞いた老人の兵が溜め息をつく。そしてそのまま死んだみたいに黙りこくった。
「大佐……?」
その様子を不審に思った向かいの兵が声をかける。
「いや、打開策を考えているだけだ。無駄に悪あがきするガキ共が素直に捕まってくれれば考えずに済むのだが……」
最終更新:2014年04月27日 17:33