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「何だよ、今更、私を殺すのに武装ヘリなんかが必要なのか? 腰抜け共がっ」
如くという単語がいらないレベルの瞬間移動でガトリングをかわしている生徒がヘリに向かって吠える。
吠えられたヘリはコンビニやら信号機やらビルやらお構いなしにガトリングを連射する。
ひょっとして本当に腰抜けって言葉が聞こえた?

(だけど、いくらかわしてもあの高度のヘリには攻撃が届かない。何か武器があればいいのに)
すると突然ガトリングに倒された電柱の電線が生徒めがけて落ちてきた。それを確認した彼女はとっさにサイドステップでそれをかわすが、猛スピードの急転換でバランスを崩してしまう。
「しまっ……!」
そのまま彼女はコンビニにダイナミック入店して背中から商品棚にぶつかり、倒れた商品棚の上で意識がもうろうとなる。

「今だ! あそこにミサイルを撃ち込め!」
「了解、すぐ方向転換してミサイルをコンビニに向けます」
「早く!」

「おいおい、銃刀法がある日本でガトリング連射とは度胸あんなぁ。しかも何か足が糞速かった気がするがJKに対して」
荒ぶるヘリを発見した管理人がレールガンをそのヘリへ向ける。
「遊びはそこら辺で終わりだ」

電磁砲に貫かれたヘリは火を吹いて回転しながら地上へと落ちてゆき、耳をつんざくような爆音と共に爆発四散した。

「く……立ち上がれ……ない……」
「だ、大丈夫です……か?」
コンビニにいた店員が不安感マックスな声で生徒に声をかける。
「外に誰もいなかったから……変に思ってたけど、人がいるにはいるんです……ね」
返ってきた生徒のその答えに店員は虚を突かれた。
「え? ええ」
するとそこへレールガンを持った管理人が現れる。そして店員は更に虚を突かれる。
「あー、ひでぇ有り様だなぁ、修繕台払わな。とまぁ、大丈夫かてめぇ」
ぽかんと口を開けて固まっている店員をよそに管理人が生徒に手を差し伸べ、生徒はその手を掴んでゆっくりと立ち上がった。
「ありがとう、金ならないけど」
「ふん、そうかい、で? 武装ヘリに襲われるとかあんた何もゴハッ……!?」
「!?」
突如管理人の胸と口から血が吹き出した。
「な、何故……」
そしてそのまま管理人は膝からガクンと崩れ落ち、うつ伏せに倒れた。
その姿を見た店員は顔をわずかに震わせながら、ぽかんと開けていた口から金切り声のような悲鳴を上げる。
「ちっ、うるせぇ」

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最終更新:2014年04月27日 17:42