2ページ目
「それなら勝てるな!」
隠密が笑顔で言う。
「敵はもっと居るかもしれないし、武器の性能もどうだかな。簡単には勝てないだろうね。」
俺は険しい顔で返答する。
「現実は甘くないってことか・・・。」
「だが何もやらないことには始まらないぞ。」
琢蔵が話に入ってきた。
「誰かがやらなきゃ始まらない。なら俺達がやるまでよ。」
俺は琢蔵に同調した。
そんなことを話してる内に列車は所沢駅に止まった。
電車のドアが開く。
誰も降りない。だが乗客はドンドン入ってくる。
俺達と同じ様な格好をして武器を持ったヲタクやゲーマー達であった。
電車はアッと言う間に満員になった。
戦士達を乗せた電車は再び動き出す。
最終更新:2014年06月02日 00:17