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「それなら勝てるな!」

隠密が笑顔で言う。

「敵はもっと居るかもしれないし、武器の性能もどうだかな。簡単には勝てないだろうね。」

俺は険しい顔で返答する。

「現実は甘くないってことか・・・。」

「だが何もやらないことには始まらないぞ。」

琢蔵が話に入ってきた。

「誰かがやらなきゃ始まらない。なら俺達がやるまでよ。」

俺は琢蔵に同調した。

そんなことを話してる内に列車は所沢駅に止まった。

電車のドアが開く。

誰も降りない。だが乗客はドンドン入ってくる。

俺達と同じ様な格好をして武器を持ったヲタクやゲーマー達であった。

電車はアッと言う間に満員になった。

戦士達を乗せた電車は再び動き出す。

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最終更新:2014年06月02日 00:17