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琢蔵は日本刀、直江は鉄の長く頑丈な棒、隠密は何処で手に入れたのか分からないがサーベルを手に政府軍へと突撃を駆けた。約三万人の同志達と共に。

「うおおおおーーー!!」

政府軍は銃を使わず火薬や燃料の消費を惜しんで日本刀で応戦する。

俺達は反乱軍の同志達の中をくぐり抜け、政府軍の将兵に襲いかかった。

「ちっ!また新手か!」

政府軍の一人が舌打ちする。俺はそれを無視してその兵を思いきり鉄棒で頭を殴った。

兵は頭から鮮血を出しながらその場に倒れた。

俺は形振り構わず鉄棒を振り回す。

鉄棒を一振りすれば4人くらいの兵士を倒せる。

血が、雄叫びが、悲鳴が、戦場をこだまする。

「このクソガキー!」

俺は背後を襲われた。

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最終更新:2014年06月02日 00:20