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戦局は互角・・・。

一向にそれは変わりそうもない。

俺はそれでも鉄棒を手に政府軍を一人、また一人と振り回して撲殺する。

流石はただの鉄棒。刀や剣より扱いづらい。

「あの眼帯をした不細工、あいつを狙え!」

俺は支持奮迅の働きをしていた為か、政府軍の標的にされた。

いつの間にか味方は遠く、俺は政府軍の集団10人に囲まれた。

「観念しろそこの不細工!」

政府軍の一人が高らかに叫ぶ。

「不細工を嘗めてんじゃねぇぞぉぉぉ!ウオオオオォォォォー!」

突然の俺の眼帯の中から眩しく赤い光が外へ射す。光を失った筈の左目から謎の光が飛び出す。

不思議な感覚だ。左目が・・・・見える・・・!

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最終更新:2014年06月02日 00:21