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「な、なんなんだこの餓鬼は!?」

政府軍10人が驚く。

不思議と体に力が漲る。何だこの感覚は。今までにない感覚だ。だが、負ける気がしない。愚かな奴らを潰す。

直江は左目から眼帯を取った。潰された筈の目に赤い瞳が灯る。赤く輝く瞳は政府軍を見据えた。

「粕が!俺の武で蹴散らしてくれる!ハァァァァーー!」

鉄棒を地面に思い切り叩き付けた。

突如その場所から衝撃波が飛び出す。

衝撃波は政府軍の集団を一掃した。

「ぐぁぁぁぁ!馬鹿な!貴様、何者だぁぁ!?」

「冥土の土産に教えてやろう!俺は直江!戦国武将、直江兼続の意志を継ぐ者!」

「直江・・・だと・・」

俺を囲んでいた政府軍の集団は全員息絶えた。

「本番はこれからだ!」

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最終更新:2014年06月02日 00:21