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「ハァァァー!」

物凄い地響きが起こり、コンクリートの場所にヒビが入る。

同時に衝撃波で敵が吹っ飛ぶ。

「カスが!この程度か!俺の武で吹き飛ばしてやる!」

「な、なんだアレは!?化け物だぁぁぁ!」

政府軍の兵士達は怖じ気ついてどんどん逃げ出す。

「逃げるな雑魚共がぁぁぁ!」

俺は赤く光る左目の瞳から体中に伝わる物凄い力を感じながら鉄棒を次々と地面へと叩き付けて衝撃波を出したり、振り回して敵を撲殺する。

「鳥山総理に申し上げます!我が軍の兵がドンドン撤退して行きます!」

国会議事堂内部。異常事態に伝令が政府軍総帥であり内閣総理大臣の鳩山に戦況を伝える。

「何だと!?敵に援軍が来たのか!?」

鳥山が驚いて聞いた。

「いえ、物凄く強い一人の若者が我が軍の兵達を次々と薙ぎ倒し、それに恐れを成した我が軍は散り散りになって次々に退散を・・・」

「たった一人にあれだけの兵達が恐れてどうする!遠巻きにして始末しろ!早く!」

鳥山が伝令の報告に怒った。数万の政府軍がたった一人によって戦局を覆されて押される・・・そんな馬鹿なことがあるものなのか・・・。

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最終更新:2014年06月02日 00:22