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水素「・・・あ? なんだオメーら」
夜の道を歩いていた水素は突如、3人の人間に周りを囲まれた。
ヴィート「その顔は・・・不細工キムチマヨネーズ水素だな」
ヒノムー「ほんとこいつリアで見るとチビだな。どうせ雑魚だろ」
ていし「せっかく同盟組んだけど、一人で十分じゃね?」
三人の同盟軍は余裕の表情で水素を見下す。
しかし、彼は一切動揺していなかった。
水素「・・・ハッ、なるほどね。一人じゃ何も出来ない雑魚共が束になってかかってきたか。ふん、良いだろう相手してやる」
ヴィート「このチビ・・・!」
ていし「ヴィート、落ち着け。所詮こういう奴は口だけ、俺一人でも十分だ」
ていしが前衛に出て早速攻撃を仕掛けようとする。
ていし「あの世で後悔するんだな。ザケル!」
彼の口から大量の稲妻が溢れ、水素に襲い掛かる。
水素は攻撃をかわさず、かわりに両手を地面に叩きつけた。
するとその地面から巨大な土の壁が現れ、稲妻を弾いた。
水素「ふぅ、中々歯応えあるな。それにしてもていしのあの技・・・」
ヒノムー「今の・・・錬金術か。ていしの技を防ぐとは」
ていし「だが今ので終わりじゃないんだなぁ」
水素がハッとして横を振り向くと、そこにはいつの間にかていしがいた。
気付くのが遅かったせいか、彼はていしの腹パンをもろにくらい、近くの木にまで吹っ飛ばされる。
ていし「ラウザルク。動きやすいこれが一番好きだな」
水素「くそっ・・・油断したぜ。やべっ、目眩が・・・」
水素はなんとか頭の痛みを堪え、目を開けた。
すると、既にヒノムーが自分に襲いかかってる姿が見えた。
水素「あべっ!」
彼は反射的に首を軽く曲げその攻撃をかわす。
彼の頭の後ろにあった木には曲がった剣らしき武器が刺さっていた。
水素「あっぶねぇ!」
水素は安心する間もなく立ち上がり、すぐさまその場を離れる。
そして3人との間合いを空けた。
水素「やっぱさすがに三人はきついか」
ヴィート「んん? さっきの威勢はどうしたキムチマヨネーズ?」
ヒノムー「一人じゃ何も出来ねぇとか言ってたな。正しく今のお前の姿だ」
水素「くっ・・・!」
水素は一瞬挑発に乗りそうになったが、すぐにその怒りを堪える。
水素(冷静になれ、俺。今一番大切なのはプライドより命だ。ここは・・・逃げに徹する!)
彼は指を鳴らし、三人と自分の間に炎の境界線を作った。
そしてすぐに後ろを振り向き、ダッシュする。
ヴィート「チッ、逃げたか。どうする、追うか?」
ていし「当たり前だ。もう一度ラウザルクを使う」
ていしの体が稲妻に包まれ、体の細胞は活性化する。
次の瞬間、ていしの姿はその場から消えていた。
ヒノムー「相変わらず速ぇな。俺達も行こうぜ」
ヴィート「あぁ。でも先行っててくれ。俺はこの炎食うから」
最終更新:2014年01月07日 15:15