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小銭「さーて今日はもう寝るか。空を飛べたしりりあとエッチできたしサイコーの日だった」

小銭は周囲に敵がいないことを確認すると、近くの大木に寄り添う。

小銭「・・・いや、こんな戦いに巻き込まれちまった時点で全然サイコーなんかじゃねぇよ。ボットンもりりあも死んじまったし・・・。
それだけじゃねぇ、今日だけで10人以上人が死んだ。ったくとんでもないことを口にしてしまった・・・」

彼は気に寄り添ったまま目を瞑り、次第に自分の意識が遠退いていくことを感じた。

しかし、数秒後突如大きな物音と共に何かが近くの大木まで飛んできて目が覚める。
小銭は慌てふためきながら立ち上がり、その物体を確認する。

小銭「す、水素!」

水素「ッてぇ・・・! んあ? 小銭・・・」

二人は暫く睨み合った。
二人は互いを敵と認識してしまっているため、無理もない。
しかし、数秒後小銭が沈黙を破る。

小銭「・・・なぁ、夜くらい攻撃は辞めようぜ。お互い眠いし、戦闘をしない時間くらいあったっt」

水素「俺はお前と戦う気はねぇよ! 今それどころじゃねぇからよ!」

水素はそう吐き捨てると腰を上げようとするが、痛めているのか中々立ち上がらない。
小銭は見ていられず彼に手を貸そうとした。

水素「なっ、何すんだ!」

小銭「危なっかしくて見ちゃいらんねーぜ! おらよ!」

小銭が水素の肩を持ち上げ、立ち上がろうとしたその時――――

水素「・・・来た! 危ない!」

水素は小銭の肩に回された腕に思いっきり力を入れ、小銭もろとも身を伏せた。
直後、彼らの頭上を稲妻が通り抜けた。

ていし「ふぅ、ようやく仕留めたか。・・・いや・・・かわされたか」

水素「くそっ・・・。見つかったか」

小銭「なんだ、お前追われてたのか」

小銭と水素は立ち上がった。

ていし「んあ? 小銭もいるじゃん。こりゃ獲物が増えたわな。ザケル」

ていしの口から再び膨大な電撃が放たれたものの、2人はそれぞれ左右に別れてかわす。

小銭「ザケル? あれってガss」

???「もらった!」

小銭が言い終える前に何者かが叫ぶ。
それは小銭ではなく水素のそばにいた。

水素「うおっ!」

水素の首を狙って振られた剣は宙を斬った。
水素はギリギリでかわした様子。

ヒノムー「またしてもかわされるか・・・クソが」

ていし「お、来た来た。ってあれ? ヴィートは?」

ヒノムー「後から来る。あいつが来る前に片付けてやろうぜ」

ヒノムーはていしの下に歩み寄り、鼻で笑いながら水素を見た。

小銭「おいお前ら、もしかして組んでるのか?」

水素と二人の中間に割り込み、小銭が言う。

ヒノムー「ん? 小銭がいる。そうさ、俺とていし、ヴィートは同盟を組んだ。俺ら以外の奴らを協力して叩き潰してから俺ら内で殺し合うって決めたのさ」

ていし「そういうことだ。小銭、お前も後で仕留めてやるから今は大人しくしてな」

そういって彼らは水素に一歩一歩近づきだした。

小銭「やめておいた方が良いぜ。バトロワで生き残れるのは一人。お前ら三人が生き残ったって、最終的に仲間同士で討ち合わなきゃならない。お前らに今まで協力してきた仲間を殺すことなんて出来るのか?」

ヒノムー「そのくらい分かってる。俺らはそれを覚悟の上で同盟を組んだ」

ていし「そういうことだ。だから改めて言うが勘違いするなよヒノムー、協力するのは今だけだ。いずれはお前もヴィートも俺に殺されるのさ」

ヒノムー「・・・ふん、上等さ」

どうやら二人の決心は固い様だと小銭は理解する。
しかし・・・

小銭「そうか・・・・。でもやはり2対1は卑怯だ。ヴィートも加えれば3対1になる。そんなの黙って見過ごす訳にはいかねーな」

小銭は水素を庇うように彼の前に立ち塞がる。

ていし「水素を庇うのか、小銭。なら2人纏めて葬るまでだな」

ヒノムー「大人しくしていればもう少し長く生き延びれたろうにな・・・」

2人は一切動揺していなかった。
よほど力に自信があるのだろうか。

水素「小銭お前・・・」

小銭「言っとくけど協力するのは今回だけだからな。お前がチビガリだから可哀想に見えちまったんだボケ」

水素「(この糞AKBヲタが・・・!)」

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最終更新:2014年01月07日 15:17