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こぜブ○スの右角はしっかりとヴィートの腹に食い込んでいた。
これほど大きな角が体を貫通し、生きていられる者などいないだろう。
ヒノムー「・・・ッ! くそっ!」
ヒノムーが拳を地面に突きつけた。
同時に、小銭が角に刺さったヴィートの体を適当にぶん投げた。
小銭「・・・残るはお前だけだ。どうする?」
ヒノムー「・・・はぁ。俺らの完敗だよ小銭。もう変身解いて良いぞ」
ヒノムーは開戦時のようにもう一度体を光らせ武装を解き、手に持ったアーチを地面に置いた。
彼が完全に諦めたことを悟った小銭は自信の姿を人間に戻した。
ヒノムー「まったく、3vs2でかかったというのに負けちまうなんて・・・呆れるぜ」
小銭「相性とか能力の差もあった。仕方ない」
ヒノムー「そうだな。つーかお前の能力、チートすぎやしないか?」
小銭「確かに・・・俺も最初はレ○スだけにしか成れないと思ってた。角竜になれたときは俺自身チートすぎると思っちまった。
ただ、一度力尽きたモンスターはもう二度と復帰できない。つまり、俺はもうレ○スになれないんだ。
残るモンスターは・・・3匹かな」
ヒノムー「それだけいりゃ勝ち残れるさ、この戦い。まぁせいぜい、俺らの分まで生きてくれよ」
ヒノムーは地面に置いたアーチに手を伸ばした。
小銭「・・・! お前・・・」
ヒノムー「最後くらい自分の手で逝かせてくれ。他人に殺されるのは怖いんだ」
小銭「俺だって人を殺すのはごめんだ。自分で死んでくれるならむしろありがたいよ」
ヒノムー「・・・そうか。ほんとは俺もだ。三人で生き残ったとしても、ていし達を殺すなんて無理だったかもな。
ありがとう、小銭。お前と最後に話せて良かった。・・・検討を祈るぜ」
小銭「・・・俺もだ。さようなら、ヒノムー」
ヒノムー「・・・さようなら」サクッ
ていし、ヴィート、ヒノムー死亡
計46/56名
最終更新:2014年01月07日 15:22