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ダル「バトロワとかだりぃし。勝手に殺し合って勝手に死んでろ弱者共」
ダルは東側の浜辺で寝そべり、くつろいでいた。
しかし、そんな彼の耳には何者かの足音が聞こえつつあった。
その足音はある程度距離を詰めると、突如スピードを上げ走り、やがて高く飛んだ。
次の瞬間、ダルの顔の真横に炎を帯びた槍が突き刺さった。
いや、正確にはダルの顔目掛けて突き放たれた槍を彼が首を横に曲げてかわした。
ダル「いや許さねぇし」
アンチョビ「...」
アンチョビは地面から槍を抜き、バックジャンプしつつ距離を取った。
そして両手に握った双槍を構え直した。
ダルもヤル気が起きたのか、立ち上がると腰に構えた鞘から長刀を取り出した。
それは冷気を帯びた長刀だった。
アンチョビ「死ね」
ダル「いや死なねぇし」
ダル「中々ヤるじゃん」キーン
アンチョビ「・・・つまんね」ピシャッ
ダルの降り下ろされた長刀をアンチョビの右の槍が受け止める。
その間にもう片方の槍がダルの懐に狙いを定めた。
ダル「けどやっぱ甘ぇし」
アンチョビ「・・・!?」ブン
アンチョビが左の槍を突き刺そうとした瞬間、ダルの長刀が右の槍を離れた。
彼は右足を軸に素早く回転し、アンチョビの首目掛けて長刀を振るった。
アンチョビは命の危険を感じニ・三歩下がり、ギリギリで長刀をかわす。
アンチョビはダルとの距離を取ってもう一度槍を構え直すが、その時彼の頬からは血が滲み出ていた。
アンチョビ「おもしろい」ニヤッ
ダル「・・・そうか」
その後、彼らはその浜辺で一進一退の戦いを延々と繰り返していた。
ぱしろ「・・・オル?」
オルトロス「・・・ぱしろか」
森の西側、ぱしろとオルは運命的な出会いをした。
ぱしろ「まさかこんなに速く会えるとはな・・・。とにかく会えて良かった。話したいことがある、ちょっと来てくれ」
オルトロス「・・・なんで俺がお前の話を聞かなきゃいけない?」
ぱしろ「なんでって・・・。俺ら仲間だろうが」
オルトロス「・・・仲間ねぇ。残念だが仲間でいられるのはネット世界だけだ。この世界では助け合いなど無用。何故かは分かるよな」
ぱしろ「・・・勝ち残れるのは一人だけだから・・・か。そうか。お前がそう言うなら無理請いはしない。今すぐ去ってやるよ」
オルトロス「あぁ。だが見逃してやるのは今回だけだ。次会ったときは遠慮なく殺させてもらう」
ぱしろ「・・・挑むところ」
ぱしろ(やはり直江のときの様に一筋縄じゃいかないか)
最終更新:2014年01月07日 15:43