第五章【弱肉強食】
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山の頂上。
その空間の中央付近でくつろいでいるのはネジとリキッド。
ネジ「なぁリキッド、いつまでこの山に籠る気だ? いい加減降りようぜ」
リキッド「まぁ待て。もう少し人数が減るのを待とう。それまで体力を温存しておけ」
ネジ「エー」
リキッド「そんなに戦いたいか?」
ネジ「だって忍術使うの楽しいし・・・。・・・? なぁリキッド」
リキッド「ん? どうした改まって?」
ネジ「なんか聞こえねーか?」
リキッド「いや、何も・・・・・・・・・聞こえる」
ネジ「段々近付いてきてないか?」ゴゴゴゴ...
リキッド「あぁ、こっちに向かっt」
ネジ「危ない!」
ネジがリキッドごと身を投げた後、丁度彼らのいた場所の地面が割れた。
そして、そこから体も顎も巨大な怪物が現れた。
リキッド「あのモンスター・・・ウラ○ン○ンか!」
ネジ「変身してるのは平行か!」
リキッド「? 何故分かる?」
ネジ「あの顎見りゃ分かるだろ!」
リキッド「・・・」
平行「よく分かったな」
リキッド「マジだったwwww」
平行は一度人間の体に戻り、別のモンスターの姿に変化した。
ネジ「ありゃ・・・ジン○ウガだ!」
リキッド「まずい、こんな狭い所で暴れられたらひとたまりもない」
ネジ「なら向こうが動く前にこっちが動くぞ!」ボヒュン
リキッド「うむ」カチャ
ネジは影分身し、辺りに散乱した。
リキッドはFIM92Aを構え、ヘイコウガを狙い打つ。
しかし、彼の発射したミサイルを相手は避けようとはせず、爪で引き裂いてしまった。
リキッド「!」
リキッドは感嘆を漏らそうとしたが、相手が此方に狙いを定めているところを見て逃げる方を優先した。
逃げようとした時、ネジの分身の一人が彼の前に現れ、彼を肩車して去っていった。
直後、彼らのいた場所にヘイコウガが飛びかかった。
リキッドは身軽なネジの分身に担がれたままミサイルを連射する。
移動の方は分身に任せられるので、彼はこれで攻撃に専念できる。
分身が時間を稼いでいる間、ネジの一撃の準備は着々と始まっていた。
平行「ガルル・・・クオオオオン!×2」
ヘイコウガは急に周りの分身への攻撃を辞め、背中の剛毛に帯電を始めた。
緑色の光が辺りに輝く。
リキッド「こんな時に呑気な・・・。このっ!」カチャ
リキッドは右肩にFIM-92A、左肩にM79を構え、一斉発射する。
帯電に集中を注いでいたヘイコウガはその攻撃を諸に喰らうが、ダメージを受けている様子を見せない。
リキッド「全然効かねぇ」
ネジ「任せろ!」
リキッドの頭上を飛び越え、ネジが片手に青い球体を乗せ突っ走ってった。
ネジ「螺旋丸!!!!!!!!!!!」
ネジの球体がヘイコウガに炸裂し、その巨体は吹っ飛ぶ。
ヘイコウガは辛うじて頂上から落ちず崖っぷちに手を掛けるが、留めにリキッドのミサイルが撃ち込まれ、その手は見えなくなった。
最終更新:2014年01月08日 18:19