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ネジ「ふぅ~、また一人殺っちまったな」
2人が安堵の息を排他その時、ヘイコウガの落ちた崖っぷちから巨大な何かが飛んで来、宙を舞って彼らの目の前に着地した。
リキッド「おいおい、死んでねーじゃねぇか・・・」
ネジ「・・・え」
平行「岩肌に腕をぶっ刺して降下を止め、崖を上ってきた。あと今の攻撃は大した事なかったよ」
ヘイコウガはそう言うと、再び先程の様に帯電をしながら唸り始めた。
リキッド「おいおい・・・どうする?」
ネジ「・・・ま、まだ手はある! とにかく、もう一度時間稼ぎ頼む。俺のチャ○ラが尽きる前に手を撃たないと・・・!」ボヒュン
ネジは再び影分身し、彼らは一斉にヘイコウガに飛びかかる。
その時、狼の雄叫びと共に帯電されたヘイコウガの電気が全て解放されたかのように、彼の周りに広大なイカズチが発生した。
ネジ「影分身が全滅・・・?」
リキッド「ネジ、構わず続けろ」
リキッドの声でネジは我に返った。
リキッド「俺一人でどうにか時間を稼ぐ。だから大技とやらの準備を」
ネジ「え、でも一人で」
リキッド「俺を信じろ!」カチャ
ネジの言葉に耳を傾けず、リキッドは武器を構える。
ネジは仕方なく一人分の影分身を作った。
リキッド「一人でどうにかなるか・・・っ!」ドガーン
リキッドのFIM-92Aが悲鳴を上げ、ミサイルを発する。
ヘイコウガはネジに目を奪われていた様子でそれを右手に諸に喰らい、爪を破壊された。
リキッド「よし!」
平行「チッ、爪が・・・!」
相手に追い打ちをかける様に彼はもう一発ミサイルを撃ち込んだ。
相手は右手でミサイルを引き裂こうとするも、爪の無い手にそれは出来ず、逆効果となる。
ヘイコウガは態勢を崩し、その場に転倒した。
平行「くそっ・・・右手が・・・!」
リキッド「最後だ」ピン
彼は最後に鋼色の球体をいくつか放り投げ、ヘイコウガから離れた。
すると数秒後、ヘイコウガの周りで大きな爆発が3回起き、辺りに砂煙が散乱した。
リキッド「・・・動きがないな。殺ったのか?」
数分経つが、砂煙からヘイコウガは出てこない。
リキッドは仕留めたのかと思い、警戒を解く。
しかし、相手はこの隙を狙っていた。
平行「ガルルゥ!」サッ
リキッド「!? ぐあっ!」
突如砂煙から姿を現したヘイコウガの大きな掌に押し潰され、リキッドは動けなくなる。
ヘイコウガは左手で押さえつけたリキッドに牙を見せた。
平行「ハハッ、一瞬油断したな。悪いけど死んでもらう!」
リキッド(くそっ! やべぇ動けねぇ・・・死ぬ・・・っ!)
その時、彼に噛み付こうとしていたヘイコウガの横腹に何かが飛んできた。
ネジ「螺旋手裏剣!!!!」
ヘイコウガの口から大量の血が溢れ、リキッドにぶっかかる。
同時に彼を押さえつけていた左手の力が失われ、胴体もろとも崖の奥まで吹き飛ばされた。
平行「ぐおおえっっっ!? あいつ・・・っ!」
平行は呻き声を上げながら、崖の下に落ちて行った。
ネジ「・・・ふぅ、間に合った。大丈夫か、リキッド? わっ、血塗れじゃねぇかお前!!」
リキッド「馬鹿、これは平行が吐いた血だ」
ネジ「なんだよ・・・! 脅かすんじゃねぇ!」ゴキッ
リキッド「」
最終更新:2014年01月08日 18:20