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「ここだね……」

 わたしたちがたどり着いた町の名前はサンヨウシティ。ここはトレーナースクールや、サンヨウジム等の施設が備わっているちょっとした都会だ。

「なんにも、変わってないんだね~」

 わたしは久しぶりに訪れた懐かしさに、頬を緩める。そして二年前と同じように、夢のあとちへ、足を運んだ。

「うわっ……なにここ?」

 待っていたのは、大量のゴミと異臭。わたしは思わず鼻を覆う。

「こんなんじゃなかったんだけどな~」

 二年ぶりに訪れた夢のあとちは、もはや原型を止めていなかった。

 わたしは数多のゴミや、ぼうぼうに延びきった雑草を掻き分け、奥へすすむ。かつてムシャーナと出会った場所も雑草達に囲われ、判別できない。わたしは小さくため息をついてここから出ようとした。

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最終更新:2014年08月23日 14:11