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「む~ん」
甲高いポケモンの鳴き声が聞こえる。なんだろ? と思い振り替えると、そこには淡いピンク色の体に花柄模様を彩られたポケモン。ムンナがいた。
ムンナは弱っているのか、助けを求めるような目でわたしを見つめる。わたしはすかさずムンナを抱き上げ、ポケモンセンターへ直行した。
「大丈夫、大丈夫だからね?」
ポケモンセンターに到着したわたしはらさっき博士がわたしにしたように、ムンナを抱き締め撫で回す。そしてニッコリと微笑んでから、ジョーイさんに治療の許可を貰おうと声をかける。
「それって野生のポケモンですよね? 残念ですが当店ではトレーナーがついているポケモン以外は診察をしない、という規則がありまして、それを治療することはここではできません」
だが彼女から帰ってきた答えは、わたしの想像とはまるでちがうものだった。
「なん……で?」
意味がわからず思わず聞き返す。それに対し、ジョーイさんはぶっきらぼうに答えた。
「知らないんですか? 一年くらい前から、野生のポケモンを治療及び保護することが禁止になったの」
「え……?」
最初は彼女の言うことが理解できず戸惑う。次第にその意味を理解したわたくしの顔は、みるみる青ざめていった。
「え? 嘘!! そんな条例いつでたんですか!?」
「一年前よ。わかったらでてきなさい」
わたくしは声をあらあげ、問いかける。その問いに彼女はめんどくさそうに答え、シッシと腕を降った。
最終更新:2014年08月23日 14:12