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「さあ、続けようか!! ミルホッグ、また斬りつけてやれ!!」
ミルホッグが弾丸のごとく突撃してくる。わたしはふと我に帰り、急いでエンブオーに指示を出した。
「エンブオー《守る》!!」
エンブオーは腕を前に構え、透明の膜をつくりだす。そして降り下ろされた剣を受け止めた。ミルホッグは諦めたのかエンブオーから離れる。
(いまのはなんとか防げたけど……このままじゃ負ける、攻めなきゃ!)
わたしを手を振り上げ、攻撃を命じた。
「エンブオー、アームハンマー!」
まず最初に繰り出した技は格闘タイプのアームハンマー。ノーマル、鋼の二つのタイプを複合しているミルホッグにはこれが一番きくはずだ。 だがミルホッグは身をよじり華麗にかわす。そして一度宙返りをし、斬りつけようとする。エンブオーは左腕を盾にし、攻撃を防ぐ。
再びエンブオーの悲鳴が轟く。しかしミルホッグは攻撃の手を緩めない。徐々に追い詰められていくわたしは、顎に手をあて、思考する。
(ど、どうしよう、素早さだけならこっちじゃ勝てないし……不味いよ!)
だが答えは見えてこない。このままではエンブオーがやられてしまう。
(考えなきゃ……どうしよう……どうすれば……あ、そうだ!!)
必死に考えた賜物か、1つの解決策が思い付く。だがそれはエンブオー自身にも大打撃を与えてしまう苦肉の策だった。
最終更新:2014年08月23日 14:20