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(お、終わったの……?)
わたしは砕けたミルホッグに目を向け、次に男に目を向ける。男はガクガクと膝を震わせ、信じられないとでも言いたげにわたしを見つめる。そして悲鳴をあげ、街の方へ逃げ出した。
「あ、待って!!」
わたしもエンブオーをボールに戻し、駆け出そうとする。だがその時、ミルホッグが振り回していた剣が独断で浮遊し、男に向かって飛び出した。 十秒もしないうちに男の悲鳴が響き渡る。
「今度はなんなの!?」
わたしはすぐさま駆け出し、その様子を確認することにした。
わたしが目にしたのは剣で腹を貫かれた男の死体。そしてそれに目も向けない住民たちの姿だった。
「な、な、な」
わたしは狼狽し、後ずさる。そんなわたしに住民は奇異の向けた。
(なんなの? ここ!? なんかおかしいよ!!)
わたしは込み上げる吐き気と涙を押さえ、サンヨウシティから逃げだした。
最終更新:2014年08月23日 14:21