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「二度あることは三度ある」というのはこのことだろうか。
闇路が投じた直球は高めに入り、打者はそれを見逃さず振り抜いた。
三度の快音。今度は誰も取れない所へ飛んでしまった。
ライナー制の当たりは闇路の頭上に飛び、センター前に落ちる。
無死一、二塁のピンチだ。
ここでサテライトがマウンドに駆け寄ると同時に内野も集まる。
「大丈夫か?闇路。」
俺はそう声をかける。
「まだそこまで疲れてきてはいないんですが…」
やはりまだマウンド慣れしていない面があるのだろう。
「ここからは下位打線だ。1人ずつ、確実に打ち取っていこう。」
日本酒が励ます。
「7番は先程は変化球に翻弄されて三ゴロだ。ここも上手く攻めていこう。」
サテライトも闇路を激励する。
「さ、後は守備に任せて闇路は投球に集中しろよ!」
俺が再び檄を入れると、集まっていた内野陣は守備位置に戻った。
ここで相手の7番。
どう出るか分からないので、一応中間シフトに動く。
しかし7番は初球送りバントに出た。
「…!闇路、頼む!!」
咄嗟に俺は叫んだ。
結果的にバントは成功し、一死二、三塁となった。
最終更新:2014年08月24日 17:46