アットウィキロゴ
2ページ目

試合当日。

「いいか、相手は本格派の野球チームだ。油断するな。」

「油断も何も、是亜の小説から抜粋したチームだろ。変な設定付けやがって。」

うるせえ。俺だって趣味でやってるんだよ。それなら日本酒、お前だって変な設定多いじゃねえか。

まあいい。気を取り直して試合だ。

ーーー「相手、何か強そうに見えないね。」

相手ベンチで呟いたのは、小柄で童顔の切り込み隊長、設楽翼だ。

「野球経験者は少ないらしい。しかし運動神経は厨二レベルな奴らばかりとの噂が。」

と答えるのは、設楽とは逆に大柄なパワーヒッター、八木沼弘久だ。

「厨二レベルってなんだ、いいのか悪いのか全然分かんないぞ。」

これは器用な中軸、桜庭鉄也だ。

「とりあえず、油断だけはしないように行きましょう。」

忍田要が最後に軽く一喝。

こうして相手ベンチも志気が高まり、遂に熱戦の火蓋が切って落とされた。

最終更新:2014年08月24日 17:53