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試合当日。
「いいか、相手は本格派の野球チームだ。油断するな。」
「油断も何も、是亜の小説から抜粋したチームだろ。変な設定付けやがって。」
うるせえ。俺だって趣味でやってるんだよ。それなら日本酒、お前だって変な設定多いじゃねえか。
まあいい。気を取り直して試合だ。
ーーー「相手、何か強そうに見えないね。」
相手ベンチで呟いたのは、小柄で童顔の切り込み隊長、設楽翼だ。
「野球経験者は少ないらしい。しかし運動神経は厨二レベルな奴らばかりとの噂が。」
と答えるのは、設楽とは逆に大柄なパワーヒッター、八木沼弘久だ。
「厨二レベルってなんだ、いいのか悪いのか全然分かんないぞ。」
これは器用な中軸、桜庭鉄也だ。
「とりあえず、油断だけはしないように行きましょう。」
忍田要が最後に軽く一喝。
こうして相手ベンチも志気が高まり、遂に熱戦の火蓋が切って落とされた。
最終更新:2014年08月24日 17:53