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「ふうっ」

何だかんだで俺の最後の気まずい空気がリラックスへと繋がったのか(そうであると思いたい)、闇路は二回裏の相手の先頭打者、5番の中江を三振に切って取った。

ちょっと相手が大振りなのもあったけど。

6番の桜庭はスイッチヒッター。闇路は右投手なので、左打席に入る。こっち飛んでくるかな。

初球、外枠ギリギリへのカーブ。これはいいコースだ。

「ストライク!」

桜庭も少し反応するが、振ると凡打すると思ったのだろう。

2球目は高めに抜けてボール、3球目、4球目は明らかに当てただけのファウルで、2ー1からの5球目。

キィン!と清々しく金属音が鳴ると、きれいな打球が俺とうざやの間を抜ける、センター前へのヒット。

ワンナウトからランナーが出た。

最終更新:2014年08月24日 17:57