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オルトロス「む…殺してしまったか。本当はかっしーが吹き飛ばされてぱしろに当たる予定だったんだが…まぁ良い。どちらにせよ結果は変わらない」
ぱしろ「…ありがとな」
オルトロス「ん?」
ぱしろ「お前がかっしーを殺してくれたお陰で全力で戦える。そして…お前を殺さなければいけないきっかけができた」
オルトロス「…復讐か?」
ぱしろ「そうだ。なんでだろうな、最初、俺はあいつやちょく え達を利用してこのサバイバルゲームを勝ち抜く予定だった。
けど…俺も人間だ。例えネットで仲の良かった奴とはいえ、現実で数時間過ごしてるだけでも情が移っちまう。
お前があいつを殺してくれなかったら俺は恐らくこのゲーム、勝ち抜けなかった。俺にかっしーは殺せなかっただろうからな。
礼を言うぜ。そして決心がついた。俺は必ず勝ち抜く。お前もちょく えも神チーも全員ぶっ殺す」
オルトロス「…自信に満ちているな。楽観的に考えすぎだ。絶望に陥れたときのお前の顔が見てみたいぞ」
ぱしろ「....ほざいてろよ、雑魚」
彼は座標を指定し、オルの頭上に雷を落とそうとする。
オルトロス「効かぬと言ったはずだ。学習能力のない奴め」
オルは目の前にゴムの壁を錬成し、攻撃を防いだ。
ぱしろ「効くんだなそれが」
気がつくとぱしろはオルの真後ろに移動していた。
そして両腕を掴み、身動きを封じる。
オルトロス「…そんなことしてどうする?」
ぱしろ「こうするんだよ!」
彼は両腕を掴んだまま自信の体から高電圧の雷を放出し、オルに直接攻撃する。
無防備だったオルは雷を諸に喰らい、地面に倒れた。
ぱしろ「ちなみに今の攻撃の方が威力が高いんだぜ? そろそろエネルギー切れたんじゃないか?」
オルトロス「…」
ぱしろ「…うおっ!」
突如彼の立っていた地面が盛り上がり、先程と同じように岩山が生える。
彼は避けようとするが数秒遅く、瞬間移動できたのは攻撃を喰らった後だった。
ぱしろ「チッ。油断しちまった」
オルトロス「この程度で俺を倒したと思ったか? 自惚れるな。そして一瞬たりとも隙を見せるな」
ぱしろがオルの最後の言葉の意味に気付いたのは数秒後のこと、そしてそれはギリギリ回避の間に合う距離だった。
オルは片手に一億℃を超える灼熱の火球を乗せ、ぱしろのいた場所を振り払った。
しかし、ぱしろは少し焦っていたのか、瞬間移動後立っていたのはオルの真後ろだった。――――のはずだった。
先程まで前を向いていたオルは後ろ、つまり今ぱしろのいる方向を向いており、火の玉を構えていた。
オルトロス(読みが当たった)
ぱしろ(…や、やべっ!!)
彼が死を覚悟した直後、突如オルの体が上昇、いや、オルの立っていた地面が上昇し、彼の体を突き飛ばした。
オルトロス「ぐっ!」
ぱしろ「.....は? お前なんで....」
かっしー「ちーっす、ぱしろ先輩」
ぱしろの目の前に立っていたのは死んだと思われていたはずのかっしーだった。
最終更新:2014年01月08日 19:35