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かっしー「遺言残すために攻撃を止めさせたなら早く言っちゃってください」

オルトロス「…遺言などない。ただ、お前達に殺されるのは御免だった」

三人の間に暫く沈黙が流れたが、やがてオルが口を開いた。

オルトロス「戦う前はあんなに自信に満ちてた俺が、今はこの様だ。これが団結の力か」

ぱしろ「…組織のボスが何言ってんだ」

オルトロス「…ま、そうだな。お前に最初、手を組まないかと誘われたとき素直に誘われとけば良かったぜ」

ぱしろ「最終的に裏切るつもりだったって言ったろ」

オルトロス「情が移るんじゃなかったのか?」

ぱしろ「う...」

かっしー「最後に言っとくけど、僕らは別にあんたを恨んだりしないよ。この戦いが起こったのはあのバ管理人の仕業だからね」

オルトロス「そうか…そりゃ嬉しいな。......そろそろ時間だ」

オルは右手を自分の口の中に突っ込み、何かを掴んで引き戻していく。
ぱしろ、かっしーにそのグロテスクな光景は耐え難いものだった。
暫くして、彼が口内から取り出したのは赤い綺麗な石。

ぱしろ「…賢者の石か」

オルはそれを地面に落とし、自らの足で踏みつけ、粉々にした。

オルトロス「勝てよ、お前ら」

彼は最後にそう言い残し、地面に倒れて動かなくなった。

オルトロス死亡
計19/56名

ぱしろ「勝てよ、お前"ら"…か」

かっしー「…無理な願いですね」

かっしー「それより、これからどうします?」

ぱしろ「どうします、じゃねぇよ俺に訊くな。自分で考えろ」

かっしー「しかし…」

ぱしろ「念のため言っとく。俺はもうこれ以上お前やちょく え達とは行動しない。急で悪いが直江達にも伝えといてくれ」

かっしー「…情が移って裏切れなくなるからですか?」

ぱしろ「…! さっきの話、聞いてたのか」

かっしー「ええ、まあ。ていうか実は僕、それ以前に気付いてたんです、ぱしろ先輩が裏切るつもりだって。それで、最後までぱしろ先輩に殺される用の命をとっておこうと思ってたんです。もう亡くなりましたが」

ぱしろ「そうか…。なら謝るわ。悪かったな、裏切ろうとなんか考えてて」

かっしー「いえ、でもそれ以前に安心しました。先輩、情が移るとも言ってましたよね。先輩が本物の悪だったら、そんな人間らしい感情ないはずです」

ぱしろ「…そうか。人間らしい感情があるからこそ、俺に裏切りとかそういうのは向いてないんだよな。
だから俺、これからは正面からぶつかって戦おうと思う。そうして勝ち残って現世に帰る。
だからかっしー、もし次に会ったら俺は敵だと思え。そのときは俺もお前を全力でぶっ殺す」

かっしー「…上等です」

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最終更新:2014年01月08日 19:39