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サッ

神チーの降ろした刀が地面に刺さった。地面に…。

直江「…ま、まだら…!」

まだら「よぉ直江さん。随分危なかったっぽいっすね」

神チーのもとから人形を颯爽と取り上げたのはまだらだった。
彼は素早く直江の所へ移動し、人形を渡した。

神チー「チッ、邪魔が入りやがった…」

直江「良かった、無事だったのか…。まさっちには勝ったのか?」

まだら「なんとか。でもフクナガが殺られました。東師は今休んでます」

直江「そうか。けど、お前も休んだ方が良いんじゃないか? 息を切らしているぞ」

まだら「いえ、自分は大丈夫ですので気にせず。
そういえば、太鼓侍は? 一緒にいたはずですが…」

直江「……あいつに殺られた」

まだら「…! もしかして、今の人形ですか?」

直江「あぁ。何故か知らんが自分と同じ形の人形に起きた出来事は本人にも反映されるらしい。とにかく、あのカメラに撮影されないよう気を付けろ」

まだら「了解」

神チー「お喋りは終わったか? 全く戦いの最中に長い話をベラベラと…。おかげでもう…勝負がついちゃうじゃないか!」

まだら「! いつの間に!」

神チーは持っていた刀を振り上げた。
その真下には既にまだらの人形がおいてあった。

神チー「ぐおっ!」

神チーが刀を降り下ろす寸前、彼の刀が後方へ吹っ飛んだ。
そして、まだらは彼のそばにあった人形を拾い上げた。

直江「は、速ぇ…!」

まだら「ふぅ…。傷はない…っと」

彼が人形をポケットにしまった途端、何かが凄まじいスピードで神チーの吹っ飛ばされた方向の暗闇から現れた。
それはまだらに直撃し、彼を神チーと同じように吹き飛ばした。

まだら「いってぇ! なんだ今の…はっ!」

神チー「これのことか?」

まだらの目の前には既に刀を構えた神チーが迫っていた。
彼のもう片方の手には錠剤の入ったビンが握られ、まだらはあれが神チーを加速させたんだと判断した。
彼は横に飛び込むようにして刀をかわすが、神チーの追撃はそこで止まらない。
不安定な状態から回避し更に不安定な状態となったまだらの背後に神チーの刀が迫った。

直江「うらあ!」

まだらが斬られる寸前、彼の目の前に直江が現れ神チーの刀を弾いた。

神チー「あーもう毎度毎度邪魔しやがって…!」

神チーは刀を納め、二人から距離を取った。

まだら「…! あ、ありがとうございます」

直江「気にすんな。それにしても奴の出す不可解なアイテムは厄介だな。勝手に動く刀にスピードを上げる錠剤、攻撃を受けると三倍にして返す腕…。なんなんだあいつ」

まだら(直江さん金曜日テレビ見ないのかな)

神チー「はぁ。一人ずつじゃラチが明かねぇな。やっぱよ、フォロー出来ねぇ様に瞬殺した方が楽だよな」

直江「…は?」

神チーはポケットからまた不可解なアイテムを2、3個取り出し、そばに置いた。

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最終更新:2014年01月08日 19:44