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直江「危ない、まだら!」
まだら「!?」
神チーは左ポケットに素早く手を伸ばし、先が星の形を形成したステッキを振るった。
まだらが一瞬戸惑う振る舞いを見せた直後、彼の頭上に雷が落ちた。
まだら「うわあああああああああ!!!」
神チー「ハハハ、残念! スペアがあるんだよねぇ」
彼は左ポケットから白い袋を取り出し、先程のまだらのようにヒラヒラさせる。
しかし、まだらはポケットの方など気にもせず、そっぽを見ていた。
神チー「…って、こっち見ろやハゲ!」
彼は再びステッキを振るい、まだらの頭上に雷を落とす。
まだら「ぐあっ!」
しかし、まだらの視線は神チーの方を向かず、ましてや真後ろを向いてしまった。
神チー「…ナメてんのかテメェ。おらぁ!」
神チーはまた何度も雷を落とすが、まだらの視線は神チーの方を向かない。
そしてそのうち地面に倒れ、動かなくなった。
直江「何してんだあいつ、なんで避けねぇんだ!?」
神チー「…俺の方もちょく えの方も向かねぇ...。もしかしてお前、視力を失ったのか?」
まだら「…!」
神チー「やはりか。さっき言ってたデメリットってのはこのことだったのな。うはぁ…目が見えないってのは不便だろうなぁ。さっさと楽にしてやるよ」
神チーがステッキを振り上げ、降り下ろそうとした瞬間―――
背後から殺気を感じた神チーは再び素早く刀を取り出し、振り向き様に刀を突いた。
しかし、刀はいとも簡単に相手の刃に弾かれ、神チーの体は大きく吹っ飛んだ。
神チー「おぶばっ! …なんだ今の…?」
直江「ハァ…ハァ…今のをよく防御できたな」
神チー「! ちょく…え…!?」
神チーは直江の姿を確認して目を丸くした。
いつの間にか彼の顔には白い死神のような仮面が張られていたからだ。
神チー「…なんだその仮面、仮装かなんかか?」
直江「…」ヒュン
神チー「ぐおあっ!?」
直江の目にも止まらぬ斬撃を瞬時に防御しようとした神チー立ったが、耐えきれず再び吹っ飛ばされてしまう。
神チー「そうか…そういうことか。甘く見てた。こっからは全力で行かせてもらう」
神チーはポケットから先程と同じ錠薬一粒とドリンク一瓶を取り出し、飲み込んだ。
神チー「来いよ、今度こそ返り討ちにしてやる」
直江「あまり強い言葉を使うなよ。弱く見えるぞ」
最終更新:2014年01月08日 19:47