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「何やってんだお前らァ!」
誰が通報したのか分からないが、警官が来た。
「ヤバい!逃げるぞりりあ!」
りりあの手を引っ張り、人が居なさそうな場所に逃げ込んだ。この辺は詳しい。おそらく警官も追いつかない。
「ハァ…ハァ…もう来てないよな…」
りりあは上裸で顔にはザーメンがこびりついている。
「ハハ…エロい格好だな…」
「なんだテメェら!」
喋っている途中誰かの怒鳴り声が聞こえた。
しまった!この時間帯は居ないと思っていたが見張りであろう3人組が居た!
コイツらは少し名の知れた暴走族のおそらく下っ端。
「ん?コイツ、メッチャ巨乳やん。」
3人の内1人が話かけてきた。
「彼氏いるぜ?」
「関係ねーよ。テメェコラさっさと帰れや!」
…ここは大人しく従った方が良いか………
「…テメェ何巨乳の子も連れて行こうとしてんだよコラ!」
「………え?」
「え、じゃねーよタコ!」
「巨乳の子置いて行けや!」
…この子置いて逃げろって言うのか…
「行けってのが聞こえねェのか、アァン!」
「…いやだ…」
「バキッ」拒否した瞬間、殴られた。失神してしまい、目を覚ますと縄で柱に結ばれていた。
最終更新:2014年08月30日 00:20