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鍵山「はははは! 飛べない分かわすのも困難になってきたろ? 悶え死ね!」
闇路「…」
姿の見えない闇路でもランダムに火山弾が降り注ぐのでは避けるのは容易ではない。
しかもまともに喰らえばほぼ一撃で死ぬと言う、相当厳しい状況だった。
闇路(…そろそろだ)
鍵山(…来るか)
鍵山は流星火山を止め、闇路は透化を解除した。
闇路「宵闇聖覇導光《ダスク・ホーリーバースト》!」
闇路の体から再び黒い閃光が放たれた。
しかし…
鍵山「大噴火!」
闇路が姿を表した瞬間、その方向に鍵山は大噴火し、2つの攻撃は激突した。
闇路「なっ!」
鍵山「ハハハハ、迎撃されるとは思ってなかったって顔だな。そっちの攻撃が当たるならこっちの攻撃も当たるんだよ!」
鍵山の爆発的火力をもった攻撃に押し負け、闇路の閃光は徐々に長さを縮めていった。
闇路「…やべえ」
闇路「ぐあああっ!!」
とっさに右翼を盾にし直撃は免れた闇路だったが、衝撃で10m程吹っ飛び、浜辺に打ちつけられてしまった。
鍵山「運よく生き延びたか。だが残念ながらここまでのようだな。もうボロボロじゃないか」
闇路「…くっ…くそっ…ここまでか…!?」
闇路は立ち上がろうとするが体に力が入らず、拳を握り締めることしかできなかった。
丁度その時、彼の体を覆うように海から波が押し寄せてきた。
鍵山「うおっ、海水!?」
闇路「…?」
彼の目には、海の水が鍵山の足に当たると同時にその足から出ていたマグマが一瞬にして消える一部始終が焼き付かれていた。
闇路「…海水…? もしかして…」
闇路は体を無理矢理動かすように立ち上がり、鍵山の方を見た。
鍵山「終わりだ、死ねぇ!」
鍵山が大噴火した瞬間、闇路の姿が消えた。
鍵山「…あの野郎、まだ諦めてねぇのかよ…。まさかそのままずっと隠れてる気か? 言っとくけどもう見抜いてるんだぜ? お前が透化したまま攻撃をすることが不可能だってこと…同じ技を同時に発動するのが不可能だってことはな。つまり、お前が攻撃を仕掛けるとき僕は必ず迎撃できるってことだ。おら行くぞ、流星火山!」
再び火山弾が辺り一面に降り注ぎ、見えない者を狙う。
そして暫くし、闇路が鍵山の目の前に現れた。
鍵山「! ッ終わりだ!!」
彼が大噴火しようとした途端、闇路の姿が再び消えた。
鍵山「あ? うおっっ!!」
次の瞬間、後ろから黒い閃光を喰らい大きく吹っ飛んだ鍵山の先には海があった。
彼の勢いは止まらず、そのままその海に突っ込んでいってしまった。
鍵山(チッ、油断してたぜ…まさか海にふまちこまれるとはな。だが次は……ん?)
鍵山は気が付いた、自分の能力が発動しないことに。
鍵山(…しまった! いくらマグマとはいえ、この大量の海水の中じゃ高熱を保ってられるわけねぇ! 急がないと)
鍵山が陸に上がろうとした途端、彼の視界に黒い切れ目が入った。
鍵山(…チッ、ここまでかよ。だが…僕一人死んだところで僕達の勝利に変わりはない。今に見てるが良いさ)
彼が海中でふと笑みを漏らした瞬間、彼のいた空間が縦に真っ二つに途切れた。
鍵山死亡
管理人チーム 計4/5名
闇路「ふぅ…危なかった…。あいつの弱点に気付けなかったら間違いなく俺は…」
彼は鍵山の血で赤く濁った一部の海、文字通り血の海を眺めながら呟いた。
彼は体中の力が一気に抜け、その場に大の字で寝転がった。
しかし、暫くして彼は警戒態勢に入った。
突如大衆の足音が背後から聞こえてきたからだ。
闇路「…来るか…?」
???「お、いたいた、あいつだ」
闇路「…あれは…」
彼らが姿を表した途端、闇路は警戒を解いた。
そこに立っていたのは大勢のポケガイ民だったからだ。
最終更新:2014年01月10日 20:43