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その頃生徒会室では、臨時の生徒会集会が行われていた。
「軽音部にブラスバンド部、どちらも勢力は大きいが我々が総動員で厳戒態勢に入る程ではない。」
『会長』と書かれた金色のバッジを胸に付けて話をまとめている彼は、執行部代表であり生徒会長。
【双槍】の異名を持ち総合順位第二位の術力者『ドラグ』である。

ドラグ「そう・・・問題は・・・」
「平沢憂・・・ですね・・・」
そう言ったのは、執行部であり、通り名は【送り火】総合順位は第七位の『きゅーこん』である
ドラグ「ああ、彼女は恐らく執行部や風紀委員とも戦うつもりだ・・・」ドライヴ「一応各部の部長にこの事は伝えたんだけど、どの部も今回の件を真剣に考える様子がないんだな・・・・」
ドラグ「平沢憂はどのクラスにいるのかも不明、存在自体が都市伝説のようなものだが・・・彼女は確実に存在する・・・」

最終更新:2014年08月30日 20:54