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サバは炎を纏った大剣を右手に持ち出し、柴田から吐かれたビームを大剣で防ぐ。
そして、左手で握り拳を作りその拳から青い炎を柴谷向けて放つ。
柴田「そんなへなちょこ球喰らわへんで!爆笑大爆笑」
狂ったかのように高笑いして柴田はそれを避ける。そして、口から何発ものビームを放つ。
サバ「何でこんなにビームを出せるんだ、このばばぁは・・・!」
炎を纏った大剣で全てのビームを防ぎながらサバは言った。
だが、柴田のビームはいつになっても止まない・・・何とかビームを防いでる大剣に若干亀裂が入る。
サバ(このままではマズいな・・・大剣がいつか崩れてビームが直撃するのも時間の問題だな。どうすればいいんだ。)
ああきち(柴田は俺の存在を完全に忘れている・・・てか、サバも忘れているかも。俺には特殊能力がどんなのがわからないけど。一か八かだ、こいつを出せるか?!)
ああきちは、手の平を柴田に向ける。
ああきち(特殊能力は人それぞれランダムにあるって主催者は言っていたはずだ・・・ならば、俺でもこの技くらいはずだ!!!)
ああきち「死ね!柴田ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
大声で言うと、ああきちの手のひらから気の入ったエネルギー弾が何発も柴田に向けて放たれていく。
柴田「やばい、あんたの存在忘れてたわ爆笑大爆笑」
ああきちの存在を忘れていた自分がおかしかったのか、一人でサバにビームを撃つのをやめ40代のババァとは思えない素早さでエネルギー弾を避ける。
サバ(でかした、ああきち・・・ここからは俺のターンだな。)
サバは炎を纏った大剣を振るい、刃となった炎を柴田に向けて放つ。
だが、柴田はその炎も大きくジャンプし避け、空中からビームを何発も発射する。
2人はそのビームを避ける。だが、ああきちはビームを避けているのは良かったが、右の足のバランスを崩してしまいコケてしまう。
柴田「爆笑大爆笑大爆笑!」
柴田は、それを見逃さずにああきちに向けて口からビームを発射する。
ああきち(糞、やってしまった・・・!)
目の前からビームが飛んでくるのを恐れを感じ、ああきちはそっぽを向いてしまう。
その時だったああきちに飛んできたビームは弾かれ、弾かれたビームは柴田に向けて飛んでいく。
相変わらず爆笑しながらそのビームを避ける柴田。
ああきち「俺は・・・死んだのか?」
そっぽを向いていたああきちは、前を見ると目の前には身長が低めの女が後姿に立っていた。
だが、ああきちにはその女に見覚えがあった。
ああきち「お前、むったなのか?・・・むっただろ?」
ああきちはその女に問う。女はコクッと頷く。
むった「ああきちが危ないと思って、特殊能力でね・・・。」
最終更新:2014年09月24日 23:04