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柴田「爆笑大爆笑~茶番はそこまでや!!爆笑大爆笑!」

柴田は二人目掛けてビームを放とうとした時だった。

サバ「俺がいるってことも忘れるな!」

炎を纏った大剣を横に大きく振るうが、柴田はそれを避け、サバの一瞬の隙を狙い、口からビームを放った。

サバ「何て、すばしっこいババァなんだよ・・・ぐぁあああ」

そのビームはサバの心臓を貫いてゆき、サバはそのまま倒れた。

ああきち「サバ・・・!柴田ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ああきちは手のひらからエネルギー弾を何回も放つ。

柴田「そんな低火力の弾で倒せると思ってちゃうんかい?爆笑大爆笑」

何かを嘲笑うかのように柴田は口からビームを放つと、ああきちの放ったエネルギー弾をかき消し、ビームはああきち達を襲う。

ああきち「次こそ終わった、もうだめだ!」

むった「大丈夫よ、あたしが守る!」

むったああきちの前に立つとむったの周囲に何かを纏わせる。

周囲に纏ったバリアーのようなものは柴田の放ったビームを違う方へと跳ね返す。

むった「ああきち安心して、あたしの特殊能力はビームを跳ね返す事ができるの。」

ああきち(この状況だと使えるけど、ビームだけしか跳ね返せないのはかなり痛い気がする・・・。)

柴田「爆笑大爆笑!ビームを跳ね返す能力やて?そんくらいの能力で倒せる思ってるちゃうん?爆笑大爆笑大爆笑、まだ特殊能力はあるんや。みせたるで!」

一人で笑い出すと、柴田の身体に変化が生じ、巨人へと変化した。

その大きさはマンション5F分くらいの高さになるだろう。

ああきち「なんてでかさなんだよ・・・何かの漫画を見ている気分だ。」

むった「・・・!」

柴田「爆笑大爆笑大爆笑、この姿であんたら潰したるで爆笑大爆笑」

ああきち「あのばばぁ、ここまででかくなってしまったら俺等の能力じゃあ、何もできないよ・・・」

むった「でも、あのおばさんはビームしか吐けない、あたしのバリアーで何とか防げるかもしれない。」

巨大化した柴田の姿は当然、ああきちやむった以外の参加者にも見えていた。

その中で一人、木の茂みを歩いているフクナガはこう考えていた。

フクナガ「あのばばぁ、俺のガンダムで何とかいけそうじゃねぇか?」

彼の能力はガンダムを出し、操縦することができる能力だ。

そして、すぱーくとMS同士で戦って勝利している。そんな自分に少し闘いに自信がついていた。

フクナガ「奴を倒せるのは俺しかいない・・・。」

一人そう呟いたフクナガは特殊能力でクロスボーンガンダムX1を出すとそのガンダムのコックピットに乗り、巨大柴田へと出撃するのだった。

最終更新:2014年09月24日 23:05