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直江チーム…。

直江「てなわけで取り敢えず南西の海に来てみたが…」

ネジ「誰もいねーな」

リキッド「…」カチャ

ネジ「? なにしてんだお前」

リキッドは肩に構えたカールグスタフM2の発射ボタンを押した。

ドガーン

ネジ「?」

???「よく分かったなぁ…こんな状態だったのによぉ」

リキッドの砲弾が着弾した浜辺から突如、足から頭の順に人の体が生成されていった。

リキッド「やはり…あそこに充満していた粒子は人だったか」

???「ご名答。クイズに正解した貴女には祝砲が与えられます」

その男は右手を前に突き出した。
するとその右手は粒子化し、彼の体を二周程徘徊すると再び元の場所へ戻った。
しかし、その手に生成されたのは右手の形ではなく、カールグスタフM2の砲口部分だった。

???「ファイヤー!」

その掛け声と共に砲弾がリキッドに向かって飛んでいき、彼が間一髪かわすと着弾する前に砲弾は再び粒子化し砲口の中へ戻っていった。

直江「…なんだあれ」

???「俺はチャイ。お前らゴミ共を潰しに来ました」

ネジ「おいおい、マジでポケガイ住民なんだな」

直江「それより奴の能力が分からん。取り敢えず様子を見てみるか」

直江は斬魄刀を振るい月牙天衝を飛ばす。
チャイは全身粒子化してそれをかわすと、そのまま地面を這いずり直江の周りを囲んだ。

直江「チッ、気持ち悪い奴め」

彼が斬魄刀を粒子の1つに突き刺すと、それは内部から破裂するように消滅した。

ネジ「よく当てたなあんな微粒子」

ネジの感嘆を聞く暇などなく、直江は粒子によって生成された両手に両足を捕まれていた。
更に、残っている粒子でナイフが生成され、彼の右手に握られた。

直江「!?」

直江がとっさに斬魄刀を刺そうとすると、両手とナイフは再び粒子と化し、地面を這いずる。
そしてそれらは直江から離れ、再び人間を形作った。

リキッド「なんか気持ち悪い能力だな」

ネジ「けどなんでも作れるってのは中々厄介だな」

直江「…いや、そうでもない。確かに何でも作れるが、それらは奴の体の体積以下の物質に限られている。それに粒子化していられる時間も限られているそうだし、どうやら粒子化してない状態で攻撃を喰らうとまずいそうだ。そうでないなら避ける必要はないからな」

チャイ「へー、中々考察力あんじゃん。でもそれ分かったところでどうにもなんなくね?」

直江「…確かにな」

ネジ「んなことねーよ」

直江「?」

ネジ「元の体なら攻撃出来る、攻撃しようとすれば粒子化する、なら元の体でいるとき死角から攻撃すりゃ良いだろ」

直江「んなことできんのかよ」

ネジ「出来るわ。行くぜ、多重影分身!」

ネジが両手を合わせると彼の分身が数十人現れ、チャイを取り囲んだ。

チャイ「Oh…」

リキッド「やはりいつも通りの戦い方だな」

リキッドはネジの分身の一人に肩車され、第一射を放った。
当然チャイは粒子化してそれをかわすが、同時にネジの分身が一斉に動き出した。

ネジ「直江、お前はあまり前衛に出ようとしなくて良い。チャイが粒子化を解除したところさえ撃てればそれで終わりだ」

直江「…分かった」

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最終更新:2014年01月10日 20:52