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チャイ「チッ、邪魔な奴らだな。一掃してやる」

チャイは体の右手の部分だけ残し、それ以外の体の部分は全て棘の生えた鞭へと生成させた。
右手に持たれた鞭はその辺り一帯を凪ぎ払い、ネジの分身の1/4を蹴散らした。

リキッド「一振りで10人以上減るとは…厄介なものな」

リキッドはそう言い、カールグスタフM2のスイッチを押した。
砲口から放たれたミサイルはチャイの右腕へ飛んでいくが、粒子化でかわされ呆気なく浜辺に着弾する。
普通に構えて撃てば暫く硬直状態に落ちるこの砲撃だが、今回はネジの肩に乗ってる故反動は少ない。

分身の大群をすり抜け人間の形に戻ったチャイは再び粒子化し、先程と同じ鞭を作る 。

チャイ「死ねや雑魚共!」

リキッド「させねーよ」

リキッドの放ったM2のミサイルが彼の腕に直撃し、鞭と共に吹っ飛んだ。
吹っ飛ばされた腕と鞭は再び粒子化し元の形に生成されるが、右腕の骨が折れている様子だった。

チャイ「くそっ! いてぇ…! …なんてな」

チャイの右腕が粒子化し、次に元に戻ったときには折れていた骨は完治していた。

リキッド「おいおい、不死身かよ」

チャイ「そうだな。俺の命が尽きない限り俺は何度でも再生するさ」

彼は再び全身粒子化し、彼の体とほぼ同じ体積の爆弾と化した。
しかもリキッドはそれが核爆弾であるとすぐに分かった。

リキッド「おいおいやべぇ、離れろ!」

リキッドは彼を担いでいるネジの分身に言うが、間に合わなかった。
数秒後、チャイの爆弾が炸裂し、辺り一面を焼き払った。
当然ネジの分身は全滅、リキッドは間一髪海に潜り込み爆撃を避け、ネジ達は攻撃の届かない範囲まで移動していた。

暫くして辺りに散乱していた灰や黒煙が一点に集まり、チャイを生成した。

チャイ「なんだ、まだ生きてたのか」

リキッド「…ま、なんとかな」

チャイ「けどもうお前の身を守るハエ共はいねぇ。勝ったわ」

チャイはそう言い、右手を銃の形に生成させた。

リキッド「…そうだな…終わりだな


…お前が」

チャイ「は? …!?」

チャイがとっさにその場で体を粒子化させた直後、それらの粒子を四方八方に吹き飛ばすほどの暴風が襲いかかった。

ネジ「チッ、外したか」

ネジの螺旋丸により疎らに吹っ飛ばされたチャイの粒子は一点に集合し、人の形を形成していった。

チャイ「…ほっ、危なかったぜ」

しかし、彼が体全体を形成し終える直前、今までずっと控えていた直江が後ろに回り込み刀を構えた。

直江(よし、これなら奴が形を形成し終えた瞬間に斬撃を浴びせられる)

チャイ(ゲッ、やべぇ!)

ネジ(よくやった、直江)

リキッド(勝ったな)

直江(…行ける!)

誰もが勝利を確信したその瞬間―――


何者かが直江とチャイの間に入り込み、振り下ろされる直江の刃を弾き返した。

直江「うおっ!」

直江は斬魄刀を弾かれた衝撃で後方へ吹き飛び、浜辺に打ち付けられた。

???「やっほー! あありんでーす☆」

チャイ「お、おう…。すまねぇ、助かった」

あありんは斬魄刀で一度素振りし、直江の方を向き直った。

あありん「一人で3人も相手するなんてズルいじゃないあんた。一人くらいあたしによこしなさい」

チャイ「…どうぞご自由に」

ネジ「おいおい、もう一人来やがったのかよ」

リキッド「…他の仲間が到着する前に移動されたのか? それとも…」

あありん「ああ、そういえばさっきあんたらの仲間2人殺してきたわ。一人は逃がしちゃったけど」

リキッド「…おい、一度退いた方が良いんじゃないか?」

ネジが少し悩んでから答えようとするのを遮り、直江が叫んだ。

直江「このまま続けよう! 俺はこの糞三次元女をぶっ殺すからお前らはそいつを頼む」

ネジ「おいおい、辞めとけよ。そいつは一人で2人もぶっ殺しちまった猛者だぜ?」

直江「逆に聞くが、この俺が三次元女ごときに負けると思ってるのか?」

ネジ「…あーはいはい、もう止めませんわ。どうぞご自由に」

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最終更新:2014年01月10日 20:53