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セール「自衛隊である俺が何でこんなゲーム参加されるんだよ!」
ポケガイ住民であり、筋肉部門ではトップに輝くのがこいつセールである。
現在は自衛隊となって日々特訓に励んでいるが、このゲームに参加する前の夜、いつの間にか自分は眠っており気がついたらこの世界に来ていた。
そしてこのゲームをされているという訳だが、奇跡的に一度も敵には遭遇していないのだ。
セール「敵に遭遇しないのは奇跡だよな・・・そして俺には筋肉を増強する能力を持っている。この筋肉で相手の身体もワンパンで砕くこともできる。」
そう独り言を言っていると、男がショットガンを持ってセールの前に現れ言う。
???「う、動くな!殺すぞ!」
セール「だ、誰だ!お前!こっちも容赦なく殺すぞ!」
相手は少し怯えていた。それを察したセールは自分を殺す気は無くただ怯えていると判断してた。
???「俺はマロンだ。このゲームに参加されたんだよ」
セール「マロン?・・・まて、殺すな。俺はセールだ。二次元党のセールだ!」
自分の名前を名乗るとマロンはショットガンを下ろす。
マロン「セールか?二次元党のだよな?」
セール「そうだ。俺だ、セールだ・・・俺もこのゲームに参加されてしまったんだよ。」
この2人はポケガイで直江率いる二次元党という組織に所属していた。
セールはポケガイでの仲間と遭遇し、少し安心した。今までずっと一人で行動していたから。仲間ができると思うと安心した。
マロン「まさかセールと会うとはな。早まって撃たんで良かったよ。」
セール「こっちは逆に撃たれんで良かったけどな・・・それよりどうするマロン。このままだと、このゲームさせられてしまう。」
マロン「そうだよな・・・とりあえず、生きているかわからないけど、直江を探すしかないと思う。あいつが一番信頼できるし、2次元党の仲間だ。」
セール「直江か、そうだな。俺もあいつが一番信頼できるな・・・でも生きているかはわからないぜ?」
マロン「直江のことだ。直江は生きているよ。」
セール「そうだよな。根拠は無いけどこういうゲームはしぶとく生きてそうだもんな。」
マロン「とりあえず探そう。」
その時だった、白い液体が二人を襲い掛かる。
2人は間一髪でそれを避け、振り向くと下半身素っ裸でイチモツが丸見えな少年が立っていた。
???「ちっ、外したか・・・俺の暗黒精子を瞬時に避けるとはな。」
セール「その不細工な顔に、真性包茎・・・お前もしかして聖霊だろ?」
聖霊「あぁ、そうだ俺は聖霊だ。俺の精子は暗黒に染められている。これを触れたものは鋼だろうと溶かす力が秘められている。死ね!」ドピュッ!
イチモツから白い液状を飛ばしてくる。
マロン「だ、大地の壁!」
マロンは平手で地面を強く叩き付けると、地から大きな壁が現れ、その白い液を受け止める。
マロン(な、なんとか受け止めれた・・・特殊能力すげぇ)
セール「このお下劣野郎死にやがれ!」
セールは特殊能力で腕の筋肉を増強し、その増強した右腕で聖霊を殴りかかる。
それを軽く交わすと、イチモツから白い液が何連発も発射される。
セール(やっべ!こんな汚いものに付着したくねえよ!)
自衛隊で鍛え上げられた運動能力で素早く飛んでくる白い液を難なく交わす。
聖霊「やるじゃん、俺の精子交わすなんて。でも、俺にはまだこれを使った業がいくつも残っているんだよ。暗黒精子竜巻(ダークネス・せいし・トルネード!)」
聖霊のイチモツから白い液を出し、それを聖霊の周囲に纏わせる。
そしてそのままセールに突っ込んでいく。
マロン「セ、セールさん!危ない!大地の力!」
マロンは右の拳を地面に叩きつけ、大地を揺るがす。
揺れていく大地にセールと聖霊は足を持っていかれ体制を崩す。
マロン(よし、このまま行けば・・・!)
さらに揺れを増すと、大地から亀裂が入り、その亀裂は聖霊の方へと裂かれていく。
最終更新:2014年09月24日 23:16